出版社内容情報
この本､要するに、モノを捨てないことを美徳としてきたこれまでの価値観は誤りだといい、モノをどんどんすてることを推奨する。それこそが新しいライフスタイルだという｡何かを「もったいない」と思う心は捨てろという。モノを捨てるときに感じる後ろめたさをすてろという．．．．．。（立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』３７２頁、より）
内容説明
収納法・整理法では解決できない！「とりあえず、とっておく」は禁句。「“仮に”はだめ、“今”決める」から「後ろめたさのない捨て方」まで、「捨てるという発想」の基本を具体的に教える一冊。
目次
序章 “捨てられない”のは何？そしてなぜ？
第１章 これであなたも捨てられる―捨てるための考え方１０か条（“とりあえずとっておく”は禁句；“仮に”はだめ、“今”決める；“いつか”なんてこない；他人の“とっても便利”は、私の“じゃま” ほか）
第２章 さあ捨てよう！―テクニック１０か条（見ないで捨てる；その場で捨てる；一定量を超えたら捨てる；一定期間を過ぎたら捨てる ほか）
第３章 より気持ちよく“捨てる”ための捨て方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
62
捨てなければいけないものが溢れている。回転不良のオープンリールデッキと未使用のマクセルオープンテープ８本、壊れかけのＣＡＮＯＮ-ＡＥ１、トリオの木製レコードプレーヤー、ベータマックスの未使用テープ、未使用の大量のカセットテープ、フローピー、２１インチのブラウン管のＰＣディスプレー２台、壊れかけた扇風機、鉛筆削り機、痩せていた時の服、2500冊以上の本、新車で買って200000キロ走った故障知らずのトヨタの愛車、20年以上住んだオンボロマンション・・・全部いらないものかも。全部捨てたら多分残るものは無い。2017/02/09
chiseiok
36
引越し準備で"積読の整理"という絶望的な作業をしていたら、ひょっこり現れたので、そのまま座り込んで読む（笑）。断捨離ミニマリズム本の元祖なのかな？フロッピーディスクとか出てきて懐かしい。捨てる技術じゃなくて、捨てる意志を持つ技術ですね。思い出の品だろうが何だろうが「あなたが死んだら全部ゴミ」…この清々しい言葉を発見しただけで、もう読んだ甲斐があった。しかし積読の整理は進まず…^_^。2017/09/14
心
30
積読本～♪物を捨てるのが苦手で…気づいたら物がたくさん(>_<)。どうかしなければ…と思いながら、子ども達の物が更に更に。物を減らしたい。片付け上手になりたい！と何度も思ったが…。今は、物を捨てて…本当に必要な物だけに囲まれたい。と気持ちが少し変化してきた(*^^*)。読み初めて途中で、すごく間があいたままになって最初の方を忘れた頃にやっと読了。近いうちに…もう一度、ゆっくり再読した１冊！2016/06/14
ビイーン
29
貧乏性のせいか中々物を捨てられない。でも「あなたが死ねばみんなゴミなのだ」という著者の考えは相当偏っている。まあ「そういう考えもあるんだ」程度に思えばいいか。2017/12/24
梅ちゃん
25
とても為になった。 物(紙類)があふれかえる我が部屋。 何とか片付けるぞ! ｢聖域を作らず」に「捨てれない物はない」という意識でやってみようと思う。私にとっては大事(？)な物でも、私が死ねばみんなゴミなのだから。2015/03/04
