内容説明
ウイルス…日本…米軍基地恐怖の罠が仕掛けられた!衝撃のデビュー作『Cの福音』から4年、楡周平が放つクライム・ノベル朝倉恭介シリーズ最新作!危機管理ゼロの日本を襲う最悪のシナリオ。「陰謀」を未然に防ぎ、テロリストを殱滅せよ!日本を舞台に米朝の暗闘が繰りひろげられるなか、密命を帯びてCIA工作員となった朝倉恭介。皮肉な運命のなかで爪を研ぐ闇のヒーロー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
31
久々に朝倉恭介に再会した。相変わらず、全く揺るぎの無い悪者振りに快感すら覚える。最近、時間差の北朝鮮ネタが続いた。しかし、生物兵器の怖さが、余す事無く説明されている。未だにサリン事件以来の実態が一般市民には知らされていない。シリアの毒ガス兵器も内容の詳細はほとんど報道されていない。この本を読むとマジマジと底知れぬ恐怖に慄くが、感染を目的とした化学兵器が存在しているのかと不安だ。昭和世代はノストラダムスの大予言を幾ばくかの不安を持って、笑い飛ばす事でその実現を振り払っていたが、真の恐怖はこれからかも知れない2018/04/22
chakiw5
4
相変わらずの最強ぶり、しかも今回はCIA絡みの話し、まるでジェイソンボーンを思い出させる、もしCIAが裏切ったならそうなるんだろうな。次の話しはもう読んでいるが一方的に狙われていた、これが戦いならまさしくボーンになるね。2019/06/09
おのちん
3
★★★☆☆:まぁまぁかな。2021/03/10
dngr.sach
1
久しぶりの再読。ちょいと強引なご都合主義と相変わらずの完璧なダークヒーローっぷりが少々鼻につくw2024/02/29
だっち
1
★★★☆☆2017/05/23