宝島社文庫<br> 猛禽の宴―続・Cの福音

宝島社文庫
猛禽の宴―続・Cの福音

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  • サイズ 文庫判/ページ数 461p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796615761
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

金がほしいわけではない。己れの能力・可能性の証明として、その対価を求めるのだ―闇の世界にしなやかに生きるヒーロー朝倉恭介のクールな魅力で、たちまちベストセラーとなった楡周平のデビュー作「Cの福音」の続編。ニューヨークを舞台に、マフィア間の抗争、リンチ、陰謀、裏切りの渦の中で、コカインルートの危機に恭介の血が沸き立つ。読者を待つのはフロリダの空を焦がす大夜襲。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユザキ部長

72
クールと表現していいのか。完璧か。やること成すことカッコ良すぎる。徹底的に破壊。何人死んだんだろ?そしてコカインビジネスは次の段階へ行くのか?2020/06/25

Syo

29
凄い ぜひシリーズを2022/06/15

ピップ

24
ニューヨークを拠点とするマフィアの抗争の話。朝倉恭介シリーズ。中国系の拡大、ラテン系の裏切り、イタリア系の復讐と続き、混とんとして行く。朝倉恭介は完全に巻き込まれた感じ。ストーリーには意外性はなく、ラストは派手でリアリティが乏しいように感じましたが、お話としては面白く読めました。展開から死ぬだろうと予想した人が2人も生き残ったので、このジャンルにしては優しい小説かもしれません。『ゴッドファーザー』が好きな人は、登場人物をアルパチーノとかデニーロとかアンディガルシアに置き換えて読むと萌えると思う。2023/02/12

James Hayashi

20
ハリウッド映画を見ているように壮大な戦闘シーンがよかった。前作に比べ主人公の朝倉恭介の活躍が目立つが、それでもまだ少なく感じた。今回は異性関係にも食指が動き、男らしさがアップ。ニューヨークでの麻薬絡みのマフィア抗争のグロテスクな描写や銃刀類のディテールも緻密で飽きさせない。このシリーズもっと読みたい。2014/10/20

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

19
絶対的な支配力で組織をまとめていたファルージオ。一枚岩に思えたその組織にもついに世代交代の兆しが現れた・・。シリーズ第3弾!最後まで勢いよく読めました。今回は恭介にとってもファルージオの組織にとっても転機となる話でした。とにかく派手!というか、やり切ったなぁという感じ。最強の相棒を見つけた恭介。続編も楽しみです。★★★★2011/12/31

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