宝島社文庫<br> クーデター―COUP

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宝島社文庫
クーデター―COUP

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  • サイズ 文庫判/ページ数 549p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796614337
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この国は一度潰すしかない・・・!!
『Cの福音』に続く楡 周平のベスト・エンターテインメント第2弾日本という国の在りようを根底から問い直し、囂々たる反響問題作、ついに文庫化!
現代日本の危機を抉り出す長編サスペンス

内容説明

謎の重武装軍団が日本海沿岸の原発を狙う。機動隊は殱滅され、住民は一斉に避難。折しも日本海では米原潜の頭上でロシア船が爆発炎上。航行不能となった原潜を挾み「北」と米日韓はまさに一触即発。その時東京で、米国大使館と警視庁に同時爆破テロ。さらに衆参両院に仕掛けられる青酸爆弾…。誰が、一体何のために!?安逸を貪る「虚飾の花・日本」を襲う未曾有の危機。各メディア騒然の問題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Syo

28
最後は ちょっと あっけない気もするけれど 凄い2022/06/23

yukision

27
オウム事件直後に書かれたことからも想像できるが、あの事件があったからこそただのフィクションとは片付けられない。朝倉恭介シリーズ第二弾だとあったのに、最後まで朝倉恭介出ない、と思ったら、正と悪の主人公が交代で登場するパターンらしい。2020/01/29

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

14
ロシアから大量の武器が日本に密輸されようとしていた。オーダーしたのは日本人らしき人物。これが世界を震撼させた恐ろしい計画の予兆だった・・。朝倉恭介VS川瀬雅彦シリーズ第2弾。正直事態が大きく動き出すまでの前振りが長かった。でも動き出してからは一気読みでした!平和であることが当たり前と思っている日本で、このようなクーデターが起きたら・・と考えるとゾッとしました。「リーダーがいないのだよ。あの国にはな」この言葉に胸を張って反論することが今の私には残念ながらできません。続編も読みます!★★★★2011/07/17

James Hayashi

9
再読。2021/01/25

Walhalla

5
朝倉恭平vs川瀬雅彦シリーズの2作品。今回は川瀬ターンですね。日本の自衛隊を取り込んだ宗教団体によるテロに脅威し、日本海沖での原子力潜水艦の一触即発の事態には手に汗し、恋人の悲運に心を痛み、主人公の勇敢さに奮い立たされ。実に盛りだくさんの内容でした。2015/09/25

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