「日常性」のゆくえ―宮崎アニメを読む

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「日常性」のゆくえ―宮崎アニメを読む

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784796603041
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0090

内容説明

現在、私たちは高度産業社会の日常のなかで眼にみえない〈風圧〉を受けながら暮らしている。本書は、世界に猛威をふるう〈死〉の思想に対し、生活思想の活路を明らかにすべく、己れの日常的な皮膚感覚に根ざした感受性を武器に、『となりのトトロ』の作家宮崎駿のアニメ作品が象徴する本質を読み解く、ひとりの無名の生活人のたたかいの産物である。

目次

序 なぜ、いま宮崎アニメなのか
第1部 〈死〉の風景を超えて(アニメ『火垂るの墓』と現在世界の〈死臭〉;〈癒し〉のまなざし;SF的な〈喩〉とはなにか;〈生身〉の物語の蘇生;王蟲の変容)
第2部 〈風化〉の圧力を超えて(2つの『魔女の宅急便』;病理の鏡としての『おもひでぽろぽろ』)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuki

0
著者の我が出過ぎだけど、良い本だと思うよ。2020/03/07

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