内容説明
セレクト散歩・美麗イラスト12コース。古地図で楽しむ鬼平・忠臣蔵の世界。
目次
御曲輪内大名小路絵図―現代図(皇居・東京駅周辺)
麹町永田町外桜田絵図―現代図(日枝神社・日比谷駅周辺)
東都番町大絵図(現代図(靖国神社・市ケ谷駅周辺)
現代図(イギリス大使館・四ツ谷駅周辺))
飯田町駿河台小川町絵図(現代図(神田古書店街・御茶ノ水駅周辺)
現代図(水道橋駅・飯田橋駅周辺))
日本橋北内神田両国浜町明細絵図―現代図(明治座・日本橋駅周辺)
八町堀霊岸嶋日本橋南之絵図―現代図(京橋駅・八丁堀駅周辺)
京橋南築地鉄炮洲絵図―現代図(築地本願寺・銀座駅周辺)
芝口南西久保愛宕下之図―現代図(増上寺・浜松町駅周辺)
今井谷六本木赤坂絵図―現代図(氷川神社・赤坂駅周辺)
千駄ヶ谷鮫ヶ橋四ッ谷絵図―現代図(新宿御苑・四ツ谷駅周辺)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mai
29
現代地図と比較して、古地図をみるとこんなにも面白いのかと。行った気持ちになりながら読み進めました。それにしても細かく描かれた古地図。すごい。2017/12/14
たかしくん。
28
古地図好きとしては欠かせない1冊です。「鬼平犯科帳」初め時代小説好きの方の、脇に置いておきたい気持ちがわかります。改めて観ると、地図の配置からしても(江戸城は南西を下に向いています)当時の半蔵門が江戸城のメインエントランスであったのでは?との説も、納得です。2014/10/12
おとん707
10
「徳川家の江戸東京歴史散歩」を先日読んだ時に本書を頻繁に参照した。1843年の古地図と2000年頃の現代地図が見開きに配置され、旧跡や事件の現場の現在地がわかるだけでなく今の場所が昔どうだったかもわかる。本書を見ながら歴史ものを読むと想像が膨らんで楽しさが倍増する。解説や散歩用ガイドも豊富。古地図は幕末のものなので江戸時代全体がわかるわけではないが、忠臣蔵と鬼平犯科帳については別の地図でゆかりの地を示した解説があり親切。ただし気が付いただけでも3か所ほど現代地図への場所の反映が間違っていたので注意が必要。2020/06/28
misia
8
道って面白い。これを見てると昔の街道を現在もしっかり利用しているのがわかる。もちろん新しい道路もあるけど、昔からの街道や小路をそのまま使用している痕跡をみつけるのが楽しい。地名も好き。この手の本って何にする?っ訳じゃなく・・眺めてるのが好きなんですよね。余談ですが、我が地元は地方のごく小さな城下町。道はその当時のままが多く、鍵の手やら枡形やらドライバー泣かせ。予告信号なるものが点在しているのも特徴かもしれません。本日その地元でイベントがありますので、たまには歩いて散策してみるか?2017/11/12
Hiroki Nishizumi
5
興味深く楽しめる。江戸時代の屋敷や遺構の具体的な位置が把握出来るので参考になる。飽きないね(^^)2013/03/30