内容説明
未知の世界“海中”には、なぜ?というものがとても多い。色、顔、形…。彼らは、見れば見るほど、接近すればするほど、色彩的にもデザイン的にも秀作ぞろいである。水深わずか数十センチから1、2メートル、そんな浅い海に彼らのユニークな楽園が広がっていることはあまり知られていないようだ。普段目につかない、あるいはみんながうっかり見逃しがちな海の役者たちの生きざまを、その環境をできるだけ生かすことに心を配りながら撮影した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜長月🌙@5/19文学フリマQ38
66
半分くらいが魚の真正面からのドアップ写真。とてもユーモラスです。特にウツボはいかつい横顔からは想像できないのほどの変顔です。普通はダイビングしていると泳いでいる横からの姿しか写真に撮れません。真正面から撮るにはじっと構えて魚から来るのを待たないとだめではないでしょうか。2020/03/01
kai
9
ちょっとしたティータイムに何気なく手に取るのは、面白い動物や昆虫や魚類の写真集が多い。魚では中村氏が大好きだ。特に魚と正面から睨み合うアングルからの写真を眺めると、私は脱力する。とてもいい気持ちになる。スキューバを以前少しだがやっていた時期もあり、正面から見るイケメンぶりに思わずため息が出る。静止している魚類をここまで近づいた体験がないので、見とれてしまう。中村氏、好きだな!2016/12/03
ヨミナガラ
3
(ドクウツボ)“豊川村のおばあちゃん/人相でずいぶん損をしている。根はやさしく、不意に襲ってくることもない。毒がないのにこの名前。”2014/04/20
ふう
3
どれもタイトルがいかにもって感じ。ちょっとこねくり回しすぎな気がしないでもないけどw シルクロードと題されたテズルモズルはほんと上品。これも生きてるんだよね、美しいな~ってしみじみ感じた。2011/04/30
biblioteca@灯れ松明の火
3
保管転換のついでに読了。ついつい見とれて仕事にならん。「男子校の朝礼 共学校の朝礼」がいい。2010/01/29