内容説明
「一回ぐらいなら」と容認する社会。「なぜ逃げないの」と無理解な人たち。「俺を怒らせた妻が悪い」と罪意識のない加害者。「夫婦げんかに法は入らず」と決めつける関係者。女性から妻になると「基本的人権」さえもなくなるのか?ドメスティック・バイオレンスで明らかになる重層的・構造的な男女差別を徹底研究。
目次
第1章 ドメスティック・バイオレンスの実態
第2章 ドメスティック・バイオレンスの現実
第3章 ドメスティック・バイオレンスの原因
第4章 被害を受けた人ができること
第5章 被害を受けた人への援助と回復
第6章 現行制度の問題点
第7章 法律相談Q&A
第8章 男性側への取組み
第9章 予防と教育、女性の自己実現
第10章 将来に向けて