内容説明
二十世紀最高の思想家であり、覚者でもあったJ.クリシュナムルティ(Krishnamuruti)は私的にはどんな人物だったのか。11年間も彼の料理をつくりつづけた著者のマイケルクローネンは恩師のユーモア味あふれる絶妙な話術をあますところなく正確に描写している。クリシュナムルティが彼の友人、客人たちとの間に交わした数々の話題は読者を気楽な雰囲気のまま真理の至悦境へ導入する
目次
第1部 道なき大地への紹介(第一歩;友情の始まり;充分な味 ほか)
第2部 クリシュナムルティとのランチ(月の谷間で;クリシュナムルティとの集まり;クリシュナムルティを待つ ほか)第3部 完成の時代(心の集まり;思考の糧;生の神秘への鍵か ほか)
第4部 善の開花(地上の平和;内的なものの科学者;長い別れ ほか)