内容説明
パンデミックと自然災害が重なったときに起きる甚大な被害を最小限にとどめるには、どのような備えが必要なのか?二人の専門家が唱える、衛生の観点からの国土強靱化計画。
目次
第1章 「感染列島に大災害」は十中八九起こる
第2章 「自粛」でなく「ファクターX」が日本を守った
第3章 人体の「免疫システム」を強靱化する
第4章 「医療システム」を強靱化する
第5章 「感染症対策」を強靱化する―「社会免疫」の理論
第6章 「感染症対策」を強靱化する―三つの強靱化戦略
第7章 「国土システム」を強靱化する
第8章 「財政思想」を強靱化する―衛生列島強靱化論とMMT
著者等紹介
藤井聡[フジイサトシ]
1968年生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学工学部卒、同大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学助教授、教授等を経て、2009年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス実践ユニット長、12年より18年まで安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)、18年よりカールスタッド大学客員教授、ならびに『表現者クライテリオン』編集長。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は公共政策論
高野裕久[タカノヒロヒサ]
1958年生まれ。京都大学大学院地球環境学堂環境健康科学論分野工学研究科環境衛生学講座教授。博士(医学)。京都府立医科大学卒業。大学病院、市中病院において内科臨床に従事。国立環境研究所主任研究員、総合研究官、環境健康研究領域長、及び筑波大学連携大学院教授を歴任後、京都大学大学院教授。現在は京都大学地球環境学堂地球益学廊長も務める。専門は環境医学、内科学、免疫・アレルギー学。日本衛生学会、日本臨床環境医学会等の理事を歴任。遠山陳吉記念第7回食と環境の科学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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