就職しないで生きるには21<br> 荒野の古本屋

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就職しないで生きるには21
荒野の古本屋

  • 森岡 督行【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 晶文社(2014/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794968456
  • NDC分類 024.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

これからの小商いのあり方、新しい交流の場として注目される古本屋はどのように誕生したか。時代に流されない生き方と働き方を探る。

写真集・美術書を専門に扱い、国内外の愛好家やマニアから熱く支持される「森岡書店」。併設のギャラリーは若いアーティストたちの発表の場として、新しい交流のスペースとして注目されている。これからの小商いのあり方として関心を集める古本屋はどのように誕生したのか!?

 散歩と読書に明け暮れたころ、老舗古書店での修業時代、起業のウラ話、店舗運営の実際、趣味と実益を兼ねてはじめた仕事だからこそ味わえるきびしくも充実の日々……。オルタナティブ書店の旗手がつづる、時代に流されない〈生き方〉と〈働き方〉!

はじめに


1「本」と「散歩」の日々

中野ハウス/古本を求めて神保町通い/予算は二〇〇〇円/臨時収入/「珈琲リオ」/中野区立中央図書館と格納庫/中野「クラシック」/呪文は「坑夫」/古いビルに惹かれるわけ/写真集との出会い/いこいの場/一九四一年一二月八日の出来事/新聞広告と古本


2「一誠堂書店」の日々

入社試験/配属は一階の売場/落丁調べとブラシ/対外宣伝誌にのめり込む/お客さんが先生/古書目録の制作/柱時計の思い出/松村書店の松村さん/祖母と「坑夫」と『いきの構造』/同潤会江戸川アパート


3「森岡書店」の日々

ここで古本屋をはじめたい/独立のスイッチ/買いつけはパリとプラハ/バスが来ない/ドアの向こうの秘密の部屋/ル・コルビジェの写真集/割引は国際的に通用するルール/内装のコンセプト/荒野の古本屋/一本の電話からつらなった偶然/ギャラリーがスタート/コンサバティブ書店からオルタナティブ書店へ/万引き事件/ARTS & SCIENCEでの展示即売会/二〇一一年三月一一日と写真展/震災後再出発/「KAPITAL」との仕事/「マーチエキュート神田万世橋」での仕事/坑夫とデニム

 
あとがき

【著者紹介】
1974年、山形県生まれ。東京・茅場町の古書店&ギャラリー「森岡書店」店主。著書に『写真集 誰かに贈りたくなる108冊』(平凡社)、『BOOKS ON JAPAN 1931 - 1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)がある。

内容説明

およそ古書とは無縁と思える東京・茅場町、古びたビルの一室に“自分の砦”を築いてみた―オルタナティブ書店の旗手がつづる時代に流されない“生き方”と“働き方”!

目次

1 「本」と「散歩」の日々(中野ハウス;古本を求めて神保町通い;予算は二〇〇〇円 ほか)
2 「一誠堂書店」の日々(入社試験;配属は一階の売場;落丁調べとブラシ ほか)
3 「森岡書店」の日々(ここで古本屋をはじめたい;独立のスイッチ;買いつけはパリとプラハ ほか)

著者等紹介

森岡督行[モリオカヨシユキ]
1974年、山形県生まれ。東京・茅場町の古書店&ギャラリー「森岡書店」店主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

130
森岡書店の店主森岡督行さんが、自分の生き方と働き方を描く。良くできた小説のように劇的で面白かった。「荒野の古本屋」という印象的な題は、書店がある茅場町の荒涼とした雰囲気を表現したものだ。自分の古書店を始める前の一誠堂書店での修行の日々を読むと、東京の活字文化の豊かさが伝わってきて、やっぱり本は良いなあという気持ちになる。自分の店を開いてからの悪戦苦闘には深く共感。ふとしたきっかけでギャラリーを開いて、それが成功する過程には胸が躍った。本のある空間は人を引き付ける魅力があるのだと思う。2016/04/07

どんぐり

69
東京の茅場町にある「森岡書店」で古本屋&ギャラリーを運営する森岡督行さんの生き方、働き方。最初は、アルバイトをしながら「本」を読むことと「散歩」を軸にした生活をする日々。その後、「古本に囲まれて環境で仕事をしたい」と神保町にある古本屋の一誠堂書店に就職し、8年後に独立。写真集を扱う古本屋を開業し、その販売と絵や写真の展示、ワークショップなどを企画運営するようになる。21世紀の本屋は、本を販売するだけでなく、人と人とをつなぐ場としての役目を果たすことだと将来を見据えている。森岡さんが開業するときのルーマニア2016/05/02

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

66
古本屋さんが書いた本というのは、面白い本の宝庫で、本好きにはたまらないものがあるが、この本は雑然とした所が無く、妙にスカした感じがして、いまひとつ面白くなかった。ロバート・キャンベルさんがテレビで観た通りのいい人だとわかった。2020/02/10

ぶんこ

42
「就職しないで生きるには」の副題がついていましたが、ちょっとズレてる気がしました。 就職する方が楽なのでは? 神保町の書店で働いていた方が、ある意味楽だったでしょう。 あまりにお客さんが来なかったので、開店日を1ヶ月遅くした・・という発想があったのが良かったような気がしました。 この位の大雑把さがないと個人店主には向かないかも。 そして人脈が自然に出来る人柄も大切なのだと、読んでると判ります。 2014/11/02

ほたて

18
東京証券取引所の町、茅場町で古書店とギャラリーを営む森岡さん。就職しないで生きるにはというシリーズだけどその言葉から漂う悲愴感が全くない←ドロップアウトとかアウトサイダーみたいなネガティブなイメージがあるのは私だけなのかな?実際には老舗の古書店で8年間修業して独立したので、シリーズ名に偽りあり、なのですが、引き寄せられるように好きなものと出会える秘訣は、きっとぶれることなく好きで居続けることなのかな、と感じました。2014/12/16

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