カウンセラーが語るモラルハラスメント―人生を自分の手に取りもどすためにできること

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カウンセラーが語るモラルハラスメント―人生を自分の手に取りもどすためにできること

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794967824
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0011

出版社内容情報

精神的DV/心の暴力=モラルハラスメント被害者の心のケアのための、経験豊富な専門心理カウンセラーによる読むカウンセリング本。

近年ようやく〈精神的DV〉〈心の暴力〉として認知され始めたモラルハラスメントだが、まだまだ体験談や社会問題として取り上げている本が多く、実際的な本でも避難や離婚に関する法的な対処の話に留まり、被害者の心のケアに主眼を置いた本はほとんど刊行されていない。それは日本ではまだ、身体的DVの専門家はたくさんいても、著者のように精神的DVの経験豊富なカウンセラーがごくわずかしかいないことも理由のひとつだと思われる。しかし、実際に重要になってくるのは、被害者が避難や離婚ができたとしても、ようやく自分の人生を見つめ直すスタート地点に立ったにすぎず、そこから本当の心のケア、人生の生き直しを始めなくてはならないということ。そのためには、まず自分がモラハラの被害者であることを認識し、そのうえで被害者である自分を解き放ち、最終的に自分はどう生きたいのか、自分と向き合っていくことが必要になる。本書は、そんな被害者のための、モラハラケースの経験豊富な専門心理カウンセラーによる、読むカウンセリングブック。DV被害者・支援関係者必読。

はじめに
1 モラルハラスメントを知る
2 モラハラストーリー
3 モラハラパーソナリティの特性
4 被害者としての自分を知る
5 モラハラの連鎖
6 モラハラに気づいて
7 モラハラから遠ざかる
8 子どもや周囲とのかかわり方
9 傷ついた心の再生に向けて
おわりに

【著者紹介】
心理カウンセラー。産業カウンセラー協会認定・登録カウンセラー。1991年設立の女性のためのカウンセリングルーム「おーぷんざはーと」(大阪)主宰。得意分野は女性・子育て・家族問題。スクールカウンセラーとしても活躍。モラハラ/DVが原因とされる殺人事件に、カウンセラーとして鑑定・意見書を提出し、執行猶予付き判決を導くなど、モラハラ被害者支援、モラハラ理解を深める活動に携わり続けている。共著『Q&A モラル・ハラスメント』(明石書店)

内容説明

大人にならないピーター・パン、そのまま大人になったジャイアン。あなたのそばにも、そんな人はいませんか?もし、いるならば、あなたもモラハラの被害者かも…見つかりにくいモラハラは、精神的DVであり、れっきとした心の“暴力”として、DV防止法でも規定されています。

目次

1 モラルハラスメントを知る
2 モラハラストーリー
3 モラハラパーソナリティの特性
4 被害者としての自分を知る
5 モラハラの連鎖
6 モラハラに気づいて
7 モラハラから遠ざかる
8 子どもや周囲とのかかわり方
9 傷ついた心の再生に向けて

著者等紹介

谷本惠美[タニモトエミ]
心理カウンセラー。産業カウンセラー協会認定・登録カウンセラー。1991年設立の女性のためのカウンセリングルーム「おーぷんざはーと」(大阪)主宰。得意分野は女性・子育て・家族問題。スクールカウンセラーとしても活躍。モラハラ/DVが原因とされる殺人事件に、カウンセラーとして鑑定・意見書を提出し、執行猶予付き判決を導くなど、モラハラ被害者支援、モラハラ理解を深める活動に携わり続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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どぶねずみ

40
モラハラとは、大人になり切れていない大の大人が家の中という密室で自分だけの世界を作り出して自分自身が優位になるよう優劣を決め、被害者に劣等感や罪悪感を刷り込んで精神的に追い詰めていくこと。加害者はそれに快感を覚えているから、モラハラを止めさせるのは難しい。被害者の環境を変えるのが一番だが、一時の幸せを求め、経済的不安で環境を変えられない被害者も少なくない。大事なのは被害者が感情に流されて悔やむような行動を取らず、被害者意識を強く持たず、前向きに強く生きることに努めれば、生きやすい世界は見えてくるはずだ。2022/04/22

あやめ

12
モラハラに限らず、被害に遭えば人はなぜ自分なのか、相手はなぜするのかと原因探しに躍起になる。分からないものは不安になるから仕方ないが、本書はよくある他書のように加害者側の気持ちや原因追求に重きを置かない。あくまで主役は被害を受けた人。モラハラとの戦いにエネルギーをとられず、自分の人生を歩むことの大切さを切々と説いている。もう人の事に貴重な時間を費やすのはやめよう。誰かの問題はその人の問題だ。とって代わることはできない。何よりも自分の人生にしっかり焦点を当てよう。自分の人生は自分にしか歩めないのだから。2015/12/10

ばななうゆ

11
あれはモラハラなのでは?と思い当たる人がいるため読んでみた。主に夫婦で夫が加害者、妻が被害者と想定して被害者に向けて話しかける形になっている。私の場合は夫ではないので、置き換えて読んだ。読んでいる間は精神的苦痛を受けた時の言動などを思い出すので辛かった。が、モラハラをする人は変わらないということが分かったので無駄な努力はせず対処しようと思えるようになった。2021/11/09

ゆりこ

11
最近、ずっとネットでモラハラのサイトを回っていて、本が欲しかったので、書店で見つけて買いました。 モラハラについて、カウンセラーさんが書いていて極論ではなく色んな対処法が載っています。 私は、前に付き合っていた人がモラハラでひどく後遺症に悩まされているので、分かりやすく説明されているなぁと思います。2014/07/03

ks

10
モラハラ被害者の陥る思考や行動が詳しく書いてあり、このようになってしまうのはモラハラをされていたからだ、されていたことはモラハラだったんだと、ハッとさせられました。モラハラは加害者の問題であり、被害者が加害者のモラハラをする原因探しをしたってなんの意味もなく、それよりもするべきことは自分の人生を生きること。これに尽きる。再読したいと思います。2016/06/14

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