感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
11
南北アメリカ原産の食材が、世界に与えた影響とその歴史についての一冊。取りあげられている野菜の種類が多いので、ひとつひとつの歴史についてはわりとあっさりしていますが、そのぶん、読みやすいかと思います。トマトやジャガイモ、トウガラシなどメジャーな植物以外にも、意外な植物が南北アメリカ原産であることが知れて面白かったです。2014/08/23
月世界旅行したい
10
タイトル通りの本。2015/07/20
猫
9
図書館本。アメリカ大陸原産の野菜がどのように食べられていて、どのように広まっていったかまとめられた本。タイトルに挙げられたもの以外にも紹介されていて、種類が多い分内容はやや軽めだけど要点は押さえられている、という印象。アメリカ大陸の外に爆発的に広まったもの、受け入れられるまでに時間のかかったもの、それぞれ事情は異なっても、世界の食文化を変えたことに変わりはなかったし、無事広がってくれたことに感謝したくなった。2016/12/10
もけうに
2
内容的にはほぼ知っている事柄だったが、読み易く面白かった。ひとつの野菜に特化せず、アメリカ大陸原産の野菜について広く扱っているところがむしろわかりやすい。トマト・ジャガイモの無い食卓は想像がつかないが、世界的に知られたのは比較的最近である。2020/07/01
斑入り山吹
2
読みやすく、面白かった。もうちょっと掘り下げて欲しいような気もするが、そうするととたんに分厚くなりそうだし、この本はこの短さで正解、なのだと思う。今わたしたちが食べている野菜って、もうぜんぶ海外から来たものだ。日本在来なんて、山芋とミツバくらい!?旧大陸から来たあれこれでずいぶん潤ったけれど、最後の一押しは新大陸の野菜でしょう!ありがたいことです。読みながらお腹が空きました。2011/02/25
-
- 和書
- 剣鬼 新潮文庫 (改版)