内容説明
ファストフード、自動販売機、タイムカプセル、ボールペン、掃除機、エレベーター、永久機関、パソコン…これらのモノは、いつ生まれ、どのように時代を変えていったのか?デザインから見る日用品大全。
目次
大衆消費社会
移動
住まい
家事
小道具
メディア・情報
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えるまぁ
3
20世紀に技術や発想の集大成として登場した数々の日用品。歴史的考証を展開しながらの紹介は簡潔にまとまり面白い。フォードの大量生産システムは学校で習うが、車だけでなく身近な物への影響がいかに大きかったのか、という事が再認識できて私には中々新鮮に感じられた。まぁそれだけ私が勉強していなかった、という事なわけだが。2015/03/24
志村真幸
1
紙コップ、ギター、コカ・コーラ、エレベーター、アスファルト、レントゲン、無線、ワープロなど、100点をとりあげている。 いずれも「20世紀をつくった」もの。紙コップなら、1908年に考案されたこれが、使い捨て文化を生み出していったことが語られる。エレベーターが高層建築を可能にしたというのも、たとえば60階まで毎日歩いて登るのは不可能であることを考えると納得だ。 何気なく使っている日用品が、いかに20世紀の文化と生活を支え、また我々の思考そのものを一変させてきたかは、驚くほどである。2019/05/25
sennbei
1
意外に良かった。紹介の説明がたまにひとひねりしてあって読めた。当たり前に使っている道具が無い生活を想像できたのも良かったし、便利な道具に因って無くしてしまったものを意識できたのも良かった。2015/01/29
ころにゃん
1
モノが主役だった100年、技術や道具は社会を変え、社会の変化が技術や道具に影響を与えてきた。どのような経緯で作られたかを考察し、デザインから日用品をじっくり見る本。 大衆消費社会、移動、住まい、家事、小道具、メディア・情報 2014/08/17
May
0
途中まで読んだ。あれもこれも20世紀で、じゃあ僕たちはこれからどんなモノをつくって使って捨てて行くのだろうか?2013/01/29