日本のミイラ仏をたずねて

日本のミイラ仏をたずねて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794962676
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C0015

内容説明

きびしい断食修行のすえ、生きながら土に埋もれ、ミイラとなった僧侶たち―。彼らはなにを願って「即身仏」となったのか。芭蕉も参拝した14世紀の弘智法印から、明治を生きた仏海上人まで。全国18体の即身仏を、気鋭のライターと写真家が4年がかりで訪ねあるいた。即身仏とともに、守り守られて暮らす人びとの声、さまざまな伝承、初公開をふくむ貴重な写真を多数おさめた、かつてない「即身仏紀行」。

目次

阿弥陀さまの石棺―茨城県岩瀬町妙法寺・舜義上人
悪疫退散を祈願して―福島県浅川町貫秀寺・宥貞法印
大正時代からゆくえ知れず―宮城県白石市万蔵稲荷神社・万蔵
日本唯一の個人蔵即身仏―山形県米沢市松本茂方・明海上人
村おこしで発掘される―山形県白鷹町蔵高院・光明海上人〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬養三千代

1
1996年発行の本。20年余り経ちます。いろいろな即身仏と所蔵されている寺院への旅行記です。出開帳にいったまま見世物とされいつの間にか行方知れずになったり、明治維新の時の廃仏毀釈で必死で守られた仏。鉄門海上人は体は注連寺 睾玉は南岳寺にあるそうな❗遊女の前で己の一物を切った❗修行は厳しいですね2017/05/28

御光堂

0
ほのぼのとした筆致の即身仏紀行。全国16箇所の即身仏が取り上げられている。それぞれの即身仏の背景についても、冷静に分析するというより、温かい眼差しでもって記述されている。

Hirotaka Negishi

0
昔、小学生の時、東京から北海道の祖父の家に旅行した途中。米沢で即身仏を拝んだ。興味本位になってしまいがちだが、日本の信仰・信教が、いろんな背景をはらんでいることを、即身仏を訪ねることで浮き彫りにしている。思いのほか、面白かった。2015/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/295346
  • ご注意事項