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地方小都市の産業振興戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794806352
  • NDC分類 601.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

「自分たちの街」づくりをめざして!効率の名のもとに市町村合併が推進される中、人材育成や資源の見直しなど、「自立」に向けて果敢に産業振興に取り組む小都市の課題と展望。
地域において産業は経済、暮らしの基本なのであり、その充実なくしては、福祉政策なども十分に展開できない。まさに、産業は地域の盛衰を決する最も重要なファクターの一つなのである。こうした中で、全国の地方小都市でも、ようやく「自立」を意識し、果敢に新たな産業振興政策を展開しているところが目に付くようになってきた。それらは全国約3200と言われる市町村の中ではまだ極めて少数派だが、明らかにその存在感を高めている。約3200の市町村のうち、自立的に戦略的な産業振興に取り組んでいるところは、約30ほどではないかと思う。これは市町村のわずか100分の1にしかすぎない。物事は1%から10%まで進むのには相当の時間がかかる。だが、10%に到達した瞬間に、一気に100%に向かう。市町村の「戦略的な産業政策」の立案と遂行も、そうしたものであることを期待したい。今後300の市町村が、一歩を踏み出すならば、この国も大きく変わっていくのではないかと思う。

内容説明

効率の名のもとに市町村合併が推進される中、人材育成や資源の見直しなど、「自立」に向けて果敢に産業振興に取り組む小都市の課題と展望を探る。

目次

序章 地方小都市の産業振興の課題
第1章 地場産業都市の未来―メガネフレーム産地、福井県鯖江市の振興戦略
第2章 企業城下町から人材育成へ―山形県長井市の取り組み
第3章 産炭地からの飛躍―福岡県直方市産業の「復活と再生」の道のり
第4章 漁業基地の産業振興―鳥取県境港市
第5章 観光都市の新たな展開―北海道登別市
第6章 企業誘致と企業化支援の幅広い展開―島根県斐川町
第7章 ラーメンと蔵のまちの地域振興―福島県喜多方市
第8章 異業種交流による地域産業振興―長野県駒ヶ根市
第9章 広域連携による地域産業振興―東京都武蔵野市他七市町村
終章 地方小都市の新時代―「連携」と「人材」がキーワード

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授、経済学博士

横山照康[ヨコヤマテルヤス]
1960年生まれ。1985年立正大学法学部卒業。現在、長井市商工観光課企業振興係長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Satoshi Murai

1
読了2015/12/13

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