出版社内容情報
すべての植物は、子孫を残し、繁栄していくために「タネ」に秘密を持っている。綿毛で上空1000メートルを浮遊するタネ、時速200キロ超で身から噴射されるタネ、殻に守られ数千年後でも発芽可能なタネ……。台所で捨てられるスイカやリンゴのタネにだって、子孫繁栄のための秘密がある。さあ、種の不思議な世界をのぞいてみよう!美しい細密画、約60点収載。
内容説明
オオバコのタネは、靴の裏にくっついて移動!蘭のタネは、カビから栄養分を奪って発芽!テッポウウリのタネは、時速200kmでぶっ飛ぶ!子孫繁栄を願い、タネたちはがんばっている!
目次
風で旅するタネの話
動物に運ばれるタネの話
まかれるタネの話
まかれないタネの話
時を超えるタネの話
食べられるタネの話
豆と呼ばれるタネの話
芽生えで食べられるタネの話
油を取るタネの話
果物のタネの話
野菜のタネの話
植物にとって種子とは何か?
すごい種子
著者等紹介
稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
1968年静岡県生まれ。静岡大学農学部教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職
西本眞理子[ニシモトマリコ]
1955年兵庫県生まれ。日本植物画倶楽部会員。神戸大学教育学研究科修士課程修了(美術科教育)。兵庫県内の小中学校教諭を経て現在、岡山理科大学非常勤講師。NHK文化センター福山、公民館、植物園等で植物画とフランス語を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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岡本
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