内容説明
日本は、愛されたい男と情のない女の男女共同参画社会になってしまった。日本人が美徳をとり戻すための11章。
目次
第1章 ゆとりのない社会
第2章 東京の郊外化する地方都市
第3章 なぜ犯罪は広がったのか
第4章 少子化対策はお笑い草
第5章 増えつづける、男のように生きたい女
第6章 金がすべての世の中に
第7章 何より見かけが大切
第8章 大学で何を教えるか
第9章 怒れ 高齢者!
第10章 ふるさとがなくて愛国心が育つか
第11章 遅れている国 進んでいる国
著者等紹介
マークス寿子[マークストシコ]
1936年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。都立大学大学院博士課程修了。1971年ロンドン大学LSE研究員として渡英。1976年マイケル・マークス男爵と結婚。英国籍と男爵夫人の称号を得る。1985年離婚。エセックス大学日本研究所講師をへて、現在秀明大学教授として日英間を行き来している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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東側ギャン
3
勝手に壊すな2014/01/12
しわじい
2
しかし、本当に日本はどうしてこんなにおかしくなってしまったんだろうなぁって思う。お金がすべての基準になってしまっている。主婦はいくら子育てで苦労をしても、対価としてのお金が入らないから、何の評価もされない、と主婦自身も思ってしまい、とにかく外に出てお金を稼いで、それで評価を受けて、自分も納得したいと思っている。子供には将来お金が稼げる商売につかせようと必死になる。その子供の人間性だとかしつけだとか、そんなことは二の次。マナーなんて言葉はなくなった。特か損か。行動の判断の基準はそれのみ。2006/12/20
くにえ
2
非常に多面的な問題ばかりなので、全面的に頷けるというわけではなく、こういう考えもあるのだな、という風に読みました。2014/12/15
だいすけ
1
お年寄りの扱い方でその社会の人間性が分かるという話に納得。2022/03/05
mu
1
また途中まで。最近2週間で1冊読み終わらない。。2015/01/27