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戦場の名言―指揮官たちの決断

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794215079
  • NDC分類 392.8
  • Cコード C0095

内容説明

人間をつき動かすものは、結局のところ、人間の言葉しかない。国家存亡の危機に直面し、最後の関頭に立ったとき、指揮官たちはいかなる言葉を発して、将兵の士気を高め、勇気を引き出し、任務達成に邁進させたのか。ネルソン、東郷平八郎、山本五十六から、ロンメル、シュワルツコフまで、近代戦を指揮した軍人、九十一人の言葉を収載。知られざるエピソードとともに解説した「戦場の名言」集。

目次

信頼と統率(下手なところがあったら、もう一度使う―山本五十六大将;大山はボンヤリしているから総司令官に任命する―大山巖大将 ほか)
決断と責任(いざ事があれば、奉天撃滅は二日とかからん―石原莞爾中佐;おれは御殿場に行って切腹する―東条英機大将 ほか)
士気と誇り(断じて戦うところ死中おのずから活あるを信ず―栗林忠道中将;その「わずか」という言葉は慎め―西竹一中佐 ほか)
戦略と思想(軍備に制限は加えられても、訓練に制限はない―東郷平八郎元帥;日本軍の体質を根本的に改善しないかぎり落伍する―小林順一郎中佐 ほか)

著者等紹介

田中恒夫[タナカツネオ]
1949年生まれ。防衛大学校卒業。元防衛大学校助教授。元2等陸佐

葛原和三[クズハラカズミ]
1950年生まれ。陸上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程修了。陸上自衛隊幹部学校教官。1等陸佐

熊代将起[クマシロマサキ]
1956年生まれ。防衛大学校卒業。陸上自衛隊幹部候補生学校教官。2等陸佐

藤井久[フジイヒサシ]
1950年生まれ。中央大学法学部卒業。FEP代表。戦史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイアイ

18
玉砕した指令官多し、退却ではない元の位置に付け。部下の責任を被り下の者をかばう素晴らしい上司が多い。確実な死を躊躇なく受け入れる覚悟の強さは現代人にはもはや理解出来ない。切腹自決を遂げた大西龍治郎の「すがすがし 空爆のあとに 月清し」の辞世の一句。ジャップの卑語を決して口に出さなかった海兵隊員のヴァンデクリフト。戦火のない時代に彼らのような優れた人々が生きれたら、もっと素晴らしい発展した文明と未来があったはずなのに。▷図書館2016/03/27

Madoka.@書店員復帰を目指し中!

2
知ってる軍人から知らない軍人までさまざまな方々の名言に心をうたれた。今村均大将・野中五郎少佐・栗林忠道中将・山口多聞大佐の言葉がとても心に残っている。野中五郎少佐は敬愛している軍人なのでこの本で読めてよかった。2012/10/30

黎雪

1
書店で中古本として販売されていたので購入してみたもの。 感想としては西竹一中佐の言葉が意外でした。そんな気遣いのある発言をするような人物というイメージではなかったので…自分の中の偏見に気づけて良かったです。2019/02/25

なっちゃん

1
世界の高名な軍人の名言が書かれた一冊。その言葉を発した時の戦況、状況、その人物についてなど簡単に書かれています。その言葉は時に兵士達を鼓舞したり、覚悟を現したりと様々な場面で出た言葉です。この本はその軍人の言葉を通してどういう人物でどういう考えを持っていたのか、この本は上に立つ人、部下を持つ人、民間企業の管理職、幹部自衛官の方々に読んでもらいたい一冊です。2014/01/16

ゴジラ 芹沢

0
南北戦争から朝鮮戦争の指揮官達の名言。兵士を鼓舞させるために言った言葉や彼らの流儀を象徴する言葉は心を打つ。2014/10/11

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