内容説明
犯人はおまえだ、と突然告げられたら、読者諸兄もわなわなふるえるにちがいない。してもいない悪事を、したと言われることくらい不愉快なことはない。「犯人じゃない!」と訴えても、だれも信じてくれなかったら、「最低!」と叫びたくなるのも道理である。だが本書は、ついに指名手配されてしまったみじめな孤児たちの物語である。潔白を証明しようにも、頼りになる人はだれもいない。これだけで具合が悪くなりそうだが、もしそうなってもこの病院だけはやめたほうがよかろう。秘密のファイルには一体何が。事態が核心に向けて爆走する、好評シリーズ最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鵙屋
1
中断していたシリーズを続きから読み進めることに。やっぱり面白い!殺人犯の濡れ衣は晴らせないまま、状況は悪くなるばかり。救いはあるのか?2011/10/16
ちゃーこ
1
誰も救いの手を差しのべてくれない。でも3人は悪いことをしていない。悪循環すぎて、これ最終巻どうなるんだろうと、逆に楽しみです。2009/12/16
樹燐
1
サニーが成長してきて(´ω`)でも…本当にどうしようもない展開だ…2010/04/01
ぴよこ
1
久しぶりの孤児たちだった やっぱ好きだなぁ2010/03/08
littlelielittle
0
ヴァイオレットが他の二人と離れてしまう事件が発生。風刺要素はそこまで深く本編と関わってきていない印象。2015/09/30