出版社内容情報
人の目が気になって簡単なことができず生活に支障をきたしている人たちに、いま最も有効な行動療法をわかりやすく紹介する。
内容説明
内気なのは性格だからしかたないと、あきらめていませんか?本書は、人の目が気になって生活に支障をきたして困っている人たちのための画期的な練習帳です。病的なまでの内気や不安は、いまでは「社会不安障害」と呼ばれ、治すことができるのです。実際に効果をあげている最新の行動療法にもとづくシンプルな練習で、あなたも人生を変えてみませんか。
目次
第1章 内気から社会不安障害まで
第2章 自分はどんなふうになりたいのか
第3章 社会不安に悩む人たち
第4章 あなたの考えが不安を生む
第5章 現実的思考が不安を軽くする
第6章 注意を集中するために
第7章 実際におこなってみる
第8章 評価してもらい、改善点を見つける
第9章 どのくらい進歩したか
第10章 社会不安を乗り越えて
著者等紹介
ラペイ,ロナルド・M.[ラペイ,ロナルドM.][Rapee,Ronald M.]
マックァリー大学(シドニー)心理学部準教授。小児・成人の不安障害にかんする論文を国際的な専門誌に多数執筆
越野好文[コシノヨシフミ]
金沢大学医学部付属病院神経科精神科教授
加賀良[カガリョウ]
金沢大学留学生センター非常勤講師。「オフィス泉」(書籍企画、編集)世話人
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chie
14
不安が現実になる可能性を考え、現実的思考という思考の記録をとっていくという、まさに練習帳。この本の通りの練習にはならないだろうけれど、どんなことに不安を感じているのか、不安なことだけをノートに書き留めていってみることにしました。読んだだけで練習はしていないのですが、不安というものは、眠っている時に見る夢と同じなのではないだろうかと思えてきました。2019/03/26
アスタラビスタ
2
読んでみると「当たり前」だなーと感じる。どうして自分で思いつけなかったかな?とも思う。だが、それがつまり、私がこの本を必要としていたことの現れなんだろう。考え方についた癖は、自覚しにくいし、正しい方向を見失っているときには、自分ひとりで悩みを抱えていると悪化の一途をたどってしまいがち。思い込みの中に落ちているときには助けがいる。2010/03/08
かりぐ
0
再読。2010/08/08
ぐみ
0
啓発本的要素が少し強く感じたのでちょっと苦手な本です…2010/07/10
anchic
0
翻訳本にしてはとても読みやすく感じました。