出身県でわかる人の性格―県民性の研究

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794212184
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0095

内容説明

本書は現代県民性を探究する著者が、最新のデータをもとに「おおよそこの県の出身者はこんな性格の人が多い」と独断的に書いた県別分析で、人間観察学として出色であり、また最新地方事情を知るにもとても役に立つ。

目次

北海道・東北(北海道―相手かまわず思ったことを口にする大陸的なアバウトさ;青森県―強情っ張りで意地っ張り、摩擦が多く世渡り下手の津軽人 ほか)
関東(茨城県―無愛相で理屈っぽい、むかし水戸っぽ、いま首都圏の“極北”;栃木県―本心を見せず淡々とクール、「おとなしく目立たず」が信条 ほか)
中部(新潟県―豪雪と格闘でつちかわれた愚直なまでの粘り強さ;富山県―抜け目なく勤勉、加賀の搾取を耐え抜いた向上心 ほか)
近畿(三重県―名古屋と関西に引き裂かれて生きるお人好しののんびり屋;滋賀県―先見性があり実直、ただし県内では力が発揮されず ほか)
中国・四国(鳥取県―全国一の少数県民は忍耐強く引っ込み思案な“東北人気質”;島根県―「暗い」山陰の代表格、勤勉だが保守的・排他的 ほか)
九州・沖縄(福岡県―遊びに金を惜しまない、新しいもの好きのお祭り気質;佐賀県―偏屈で融通がきかない、反体制や“出る杭”を嫌う ほか)

著者等紹介

岩中祥史[イワナカヨシフミ]
1950年生まれ。東京大学文学部卒業。出版社に勤務後、独立して編集企画会社・エディットハウスを設立。現在、同社代表取締役。全国をほとんど踏破して県民気質を探った、現代県民性評論の第一人者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

76
⭐️⭐️⭐️3/5 う〜ん、為になった^_^全ての県の県民性。色々、歴史や自然が、あってどの県も違うんだね。ちなみに今住んでいる千葉県は、モラルに無頓着、マナーが悪いみたい(笑)う〜ん、悲しい〜2015/07/20

ちくわん

8
性格本。武田信玄も愛読した『人国記』という類似本が古くからあったらしい。今も昔も日本人は「分類好き」。NHKが行った全国県民意識調査(1996年)_この調査項目がエグイ_の順位を分析の根拠としている。出版が2003年と結構時間が経過しているが、ほぼ予想どおりの結果。都道府県より面積が小さい藩ごとの方が、育った環境が同じなので「性格」に共通点ができる。よって複数の藩が1つの県となったところは、性格がはっきりしない。北海道、千葉県、埼玉県、神奈川県あたり著者の好き嫌いを感じざるを得ない。2018/06/16

kabeo

1
結構辛辣に書かれている県もあって、かえって信憑性を感じる。隣合っている県でも県民性が大きく違う場合もあって興味深い。2020/01/10

Tiny

1
ずけずけと失礼なことが書いてあったりして、読んでいる分には楽しかったですが、これを元に人を判断したら人間関係に亀裂が入りそうな気もします。2013/10/30

ゆーた2

0
その土地の歴史や風土、食べ物などが暮らし振りに影響するとは思っていますので楽しんで読めました。2011/11/27

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