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ひとり暮らし

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794211156
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「どうせなら陽気に老いたい」という詩人が、生きる歓びを語った「私」のほか、詩の背後にある日常生活を綴った「ある日」など、詩に劣らず味わい深い珠玉のエッセイを集成。

内容説明

「どうせなら陽気に老いたい」著者の生きる歓びとは?最新エッセイ集。詩の背後にある詩人の暮らしを綴った「ある日」収録。

目次

私(ポポー;ゆとり;恋は大袈裟;聞きなれた歌 ほか)
ことばめぐり(空;星;朝;花 ほか)
ある日(一九九九年二月~二〇〇一年一月)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dolce vita

25
谷川俊太郎さんのエッセイ。父や母、仲間のこと、日常のこと、旅先でのことを徒然なるままに書き綴る。飾らない日常の一コマが見えるよう。2019/10/12

てんちゃん

22
エッセイなのに、さらっと読めなくてずいぶん時間をかけて読み終えました(;´д`) いろいろな内容のてんこ盛り。面白さがよくわからない内容も多いのですが、途中途中で、すごく良くて、ずっととっておきたくなるような章があります。私は『自分と出会う』がお気に入り。付箋つけておいて、読み直したい箇所がたくさんできました。2015/11/28

こだま

11
谷川俊太郎さんのエッセイ。「私自身は本から得るものを大切に思う一方で、本がときに人を頭でっかちにしてしまうことを恐れてもいる。」「本には確かに『情報』が詰まっているが、それを現実の行動に現さずは生きる上での『知恵』に育たない。読書は本来一人で本と向き合う孤独なものだが、他のさまざまな活動と結びつけることで本は生きる。」2017/07/20

アキ

10
詩人による散文というものに興味が湧いて読んでみました。来日講演を聴講し確信した、ダライ・ラマ法王がその表情や声・眼差しなど自身の存在そのもので多くを伝えること。そこから思い出す、[放談/中沢新一・養老孟司]での一節『言語系でないと思想じゃない。しかも体系化しないと思想じゃないという強迫観念を持つ日本人/江戸の言語感は身体性を伴っていたことから、それが茶道、無道になったり、いわゆる道になる』等々、日々の雑記から海外での知見まで、披露されるさまざまな知識と思考から、いくつもの発見を楽しむことができました。2020/07/20

いさらこ

10
初読。新潮100。詩人谷川俊太郎の随筆集。ひとつのテーマにそって書かれたものではなく、各所に発表した文章をまとめたものなので、どこからでも読める気軽さがある。『雑文』とあるけれど言葉選びはいいなと思う。ちょっと古い文章もあるが、こんな最近の事も!と思うこともあって面白く読めました。文庫で持ち歩いて、気の向くままに再読したりすると面白さが増しそうだと思う。2014/09/22

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