内容説明
冷戦後、世界のルールは激変した。技術、情報、金融の壁が消え、あらゆるものが国境を越えて広がっていき、地球規模で結びつく「グローバル化」の時代がやってきたのだ。無名の青年が一夜にして富を築く一方で、国も業種も超えた合併が巨大企業を生み出し、世界の株価は短時日のうちにとんでもない乱高下を見せる。混沌にも似たこの新しい世界のルールとは何か。何が新たな勝者を生み、何が日本の景気を抑えつけているのか。著者はこの問いに二つの鍵で答える。レクサス(トヨタの高級車)とオリーブの木(土地・文化・民族の象徴)である。国籍を超えた最新技術の集結と、古来の伝統的価値への固執。この二つの要素を軸に、現在の世界を鮮やかに読み解いたのが本書である。
目次
第1部 グローバル化システムを知る(冷戦後、ストーリーなき世界;レクサスとオリーブの木;そして、いっせいに壁が崩れ落ちた;情報免疫不全症候群;黄金の拘束服 ほか)
第2部 グローバル化システムに接続する(DOS資本バージョン6.0;グローバリューション;あなたの国は大丈夫か?)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おせきはん
21
冷戦が終わり、グローバル化が進みつつあった世界の姿を豊富な現地取材をもとに示しています。本書のオリジナル版が出版された1999年からは、中国の台頭、デジタル化の進展もあり、さらに状況が変化していますが、金融、技術、環境問題にも着目した著者の視点は本質をついており、参考になりました。2021/04/10
中年サラリーマン
11
2000年版でこの内容はスゴいね。もう距離は関係なくなるっていってるし、どうつながるかが重要ともいっている。2013/12/28
takao
2
ふむ2023/09/09
夢民
2
少し冗長な感じもするが、おもしろい。レクサス(均質化、合理化、グローバリゼーションを表す)とオリーブ(文化、伝統を表す)の話2011/03/07
東隆斎洒落
0
2001.10読了