内容説明
会社で、家庭で、身近にいる不可解な人々の深層を探る。陰口をたたく人、おべっかを使う人、他人を認めない人、困惑させる人…。人間理解を深め、生きる指針を与えてくれるエッセイ。
目次
日常的に出会う人
人の上に立とうとする人
社会を支える人
よりよく生きる人
自分らしく生きる人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムラサキ
9
最近、サークル内の人間関係で私自身の行動を見つめ直す中で図書館で見つけた本。タイトルはよくあるハウツー本だなと思い開くと、他の本とは一線を画す内容の厚さであった。「楽観的な人、悲観的な人」から始まり、ある特徴をもつ人々について筆者独自の視点で切り込んでいるのだが、その観察眼及びその教養深さに圧倒された。今、私自身目下に抱える問題は誰でもが経験していることだと安心させてくれた。感謝を忘れず前向きに謙虚にかつ情熱を持って生きることが重要である。人間にとって1番大切な事は何かに常時留意し生きていきたいと思う。2022/07/07
アカウント停止
8
実家の書棚にあったので借りてきた本。難しくてよく理解できない部分もあったので、途中飛ばしながら読みました。こういう本は読んでいると眠くなります。翻訳が回りくどいので、誰にでも理解できる言葉で訳して欲しいです。2017/03/25
だんぶる
8
考えさせられます。 大きな事業は常に集団的な作業であり、それに参画する頭脳と傾注する目と流入する情報がより多く、目的に向かっての全員の意見がより活発であるほど、より良い成果が得られる。 リーダーは、このプロセスを方向付け、導き、推進するが、彼自身その一部であり、表現なのである。 ○コンセンサスを作れる人、何が善かを知る人、常に善意を持てる人、自分の過ちに気付く人。たくさんの人を見る視点があるが、最後のほうの何が善かや、自分の過ちに気付きながらも悪の道に進んでしまう人間の弱さみたいなものに気付かされた。2016/02/10
がっち
5
いろんな人がいるよーって本。原著がオプティミズムという本であり、美徳がよいとする本で悪徳とされることは批判されている。しかし人の側面には善も悪もあるはずなので、こう分類されるのはなかなか難しいかと思う。私としては善のような人間にはなりたいと思うが。2012/05/25
ミカママ
4
自分はどうなんだろう~と照らし合わせて読みました。ためになった、かな。2012/04/08