内容説明
この宇宙は、幼少期を経て、いまは青年期に達しているという。では生まれてすぐの宇宙にはどんな出来事が起こっていたのか。一体、宇宙はなぜ、どのように始まったのか。本書はイギリスの気鋭の宇宙学者が、宇宙創世の謎に挑み、インフレーションからビッククランチまで、最新の宇宙理論をやさしく解きあかす。
目次
1 宇宙概観
2 宇宙の大カタログ
3 完全な停止?
4 加速
5 証拠探しの旅
6 時間―さらに簡略な歴史
7 迷宮へ
8 新しい次元
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
12
知りたがり屋の子供のように、タイトルに惹かれて手にした。宇宙に視点を向けると日頃の悩みがとても些細な事に思える。特に興味深かったのは、「6・時間ーさらに簡略な歴史」の部分。時間とはさまざまな事象が起こる不変で超越的な舞台なのか、それとも事象そのものなのか…。ハイデガーの「存在と時間」そろそろ読みごろか。2017/03/29
手押し戦車
12
重力が小さいほど星は小さくなる。重力により中性子と陽子が融合し原子核になり星がエネルギー出して外部へ出て光となる。星は核力の相互作用によりニュートリノを作り出し星が爆発する時の引き金になりビックバンを起き、水が氷になる様に脱結合が起き宇宙は光に対し透明になり直前までプラズマに閉じ込められてた光子が放てれ宇宙背景放射が起き空間が白くなり異常な速度で膨張し空間に電子、中性子、陽子、ニュートリノの4元素がばら撒かれ科学反応が生じ惑星が出来て、生命が生まれた。宇宙、地球にある全ての生命、物質は4元素で繋がっている2014/07/07
いきもの
3
現在の宇宙(観測できる宇宙)の構造や素粒子理論から導き出される宇宙の初期状態、開始地点についての様々な理論を説明。2016/01/20
東側ギャン
1
ムズっ!2016/11/24