アイヌ人物誌―『近世蝦夷人物誌』 (新版)

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アイヌ人物誌―『近世蝦夷人物誌』 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791770960
  • NDC分類 281.1
  • Cコード C0039

出版社内容情報

原日本人からのメッセージ
アイヌ民族が日本人からどのような立場に置かれていたのか。時の為政者によって当時は出版禁止。アイヌの誠実にして剛毅な生き方を丹念に記録し続けた稀有な日本人によるヒューマンドキュメント。
2019年春、松本潤が松浦武四郎役でNHKドラマ化決定!!

松浦武四郎[マツウラタケシロウ]
著・文・その他

目次

近世蝦夷人物誌・初編(兄弟の豪勇、兄イコトエ・弟カニクシランケ;副酋長リクニンリキ;三女の困窮、ヤエコエレ婆・ヒルシエ婆・ヤエレシカレめのこ ほか)
近世蝦夷人物誌・弐編(百歳翁イタキシリ;孝子クメロク;怪童イキツカ ほか)
近世蝦夷人物誌・参編(孝子イカシアツ;烈女カトワンテ;感心な少年エトメチユイ ほか)

著者等紹介

松浦武四郎[マツウラタケシロウ]
1818年‐1888年。江戸末期の北方探検家。伊勢国一志郡須川村(三重県松阪市小野江町)の郷士松浦桂介の四男。1845年(弘化2年)から1858年(安政5年)まで六回にわたり、東西蝦夷地(北海道)、北蝦夷地(サハリン)、国後、択捉を探検。1869年(明治2年)に開拓判官となり、北海道名や国郡名を選定したが、政府のアイヌ政策を批判して翌年辞任した

更科源蔵[サラシナゲンゾウ]
1904年生まれ。アイヌ文化研究家、作家、詩人。1985年没

吉田豊[ヨシダユタカ]
1927年生まれ。作家。2010年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まると

14
筆者は北海道の名付け親である松浦武四郎。単なるアイヌの人物紹介かと思って読み始めたら、意図は違っていた。幕末の蝦夷地や樺太で和人に搾取されるアイヌの窮乏ぶりを見聞に基づき、告発する内容だ。男は遠くの漁場で何年も強制労働させられ、残された妻は悪徳な番人に凌辱される。松前藩の治政下では、そんな理不尽な状況が常態化していたらしい。それでも民族の誇りや家族へのいたわりを忘れず、健気に生きるアイヌたちを99編にわたり紹介している。アイヌを人とも思わない当時の風潮の中で、彼らに寄り添う武四郎の目線の温かさに感動した。2020/10/25

紙魚ったれ

1
挿絵が愛嬌があってグッドでした。2020/06/22

えひめみかん

1
和人の非道を糾弾し、アイヌの純朴を明らかにした松浦武四郎の書の現代語訳。ウポポイのオープン前の勉強がてら。2020/01/01

ジャンルバルクイネー

0
アイヌ個人の逸話が多く載っている。倭人に虐待された悲しい話も多くあるが、親を大事にしている話、熊と戦った話が多い。倭人と良い関係だったアイヌの話もある。アイヌに興味のある人には是非読んでほしい。2022/08/27

賢一

0
アイヌ民族や文化について正しく理解する。 カムイという言葉を知った気になってなんにでも〇〇カムイなどと名を冠して商いをする輩が散見する現代。今一度武四郎氏の視点から学び、アイヌの精神世界、大切にしてきた物を伝承し皆が共存共栄していくことを考えて行かなければいけないと思った。 武四郎氏の他の著者も読んで行きたいと思った。2022/07/26

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