出版社内容情報
なぜ心は存在するに至ったのか。デネット理論の集大成。
原始的生物であるバクテリアから、やがて天才的作曲家バッハの創造性に至るまで。人間の心はどれほど進化してきたのか。これからどんな進化を遂げるのか――。ダーウィニズム、チューリングの計算機理論を鍵として、人間の心(=知的デザイン)の歴史をたどり、わたしたちの心に関する理解をひっくり返す! 『ダーウィンの危険な思想』『解明される意識』を上書きする、哲学者ダニエル・デネットの新たな代表作。
ダニエル・C・デネット[ダニエルシーデネット]
著・文・その他
木島泰三[キジマタイゾウ]
翻訳
内容説明
原始的生物バクテリアはいかにしてバッハの創造性を手に入れるに至ったか。心はいつはじまり、どのように進化してきたのか。現代の科学は心をどこまで解明できるのか。ダーウィニズム、チューリングの計算理論、ミーム学など、あらゆる知を総動員し、あまたの科学者、哲学者たちを悩ませてきた「心の進化」を解明する。哲学者デネットの新たな代表作。
目次
第1部 私たちの世界をさかさまにする(序論;バクテリアとバッハの前に;理由の起源;二つの奇妙な推理の逆転 ほか)
第2部 進化から知的デザインへ(情報とは何か?;ダーウィン空間―幕間として;多くの脳から作られている脳;文化進化における語の役割 ほか)
第3部 私たちの精神を裏返す(進化したユーザーイリュージョン;ポスト知的デザインの時代)
著者等紹介
デネット,ダニエル・C.[デネット,ダニエルC.] [Dennett,Daniel C.]
1942年生まれ。ハーヴァード大学哲学科卒業、オックスフォード大学院にて博士号を取得。タフツ大学哲学教授、同認知科学研究センター所長
木島泰三[キジマタイゾウ]
1969年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻単位取得満期退学。法政大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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