私たちが、すすんで監視し、監視される、この世界について―リキッド・サーベイランスをめぐる7章

個数:
  • ポイントキャンペーン

私たちが、すすんで監視し、監視される、この世界について―リキッド・サーベイランスをめぐる7章

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月28日 12時58分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 220,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791767038
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

内容説明

プライバシーをとるか。安全と利便性をとるか。それともこの世界から「排除」されるか。どこかの国の上空を無人の軍事探査機ドローンが飛び、空港の入国審査では人種や年収や宗教が管理され、監視カメラに守られた高級住宅地に人々はこぞって住みたがり、日々の生活を見知らぬ多くの人に向けてせっせとツイートする、いびつな世界が出現している。ポスト・パノプティコンとも言えるあたらしい監視社会の真実を、世界を代表する二人の大社会学者が語りつくす。

目次

第1章 ドローンとソーシャルメディア
第2章 ポスト・パノプティコンとしてのリキッド・サーベイランス
第3章 遠隔性、遠隔化、自動化
第4章 セキュリティ・インセキュリティと監視
第5章 消費主義、ニューメディア、社会的振り分け
第6章 監視を倫理的に検証する
第7章 行為主体と希望

著者等紹介

バウマン,ジグムント[バウマン,ジグムント] [Bauman,Zygmunt]
1925年、ポーランド生まれ。イギリスのリーズ大学名誉教授

ライアン,デイヴィッド[ライアン,デイヴィッド] [Lyon,David]
1948年、イギリスのエジンバラ生まれ。カナダのクイーンズ大学教授(社会学)。同大監視スタディーズ・センターのディレクター

伊藤茂[イトウシゲル]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

15
フーコーは、近代的な権力の典型的メタファーとして、パノプティコン(一望監視装置)を捉えているという(バウマン24頁)。プライバシーは、匿名性、秘密性、公平や公正、市民の自由、人権問題と結びつく(26頁)。Facebookも登場(着想)以来10周年のようだ(40頁)。バウマンによると、秘密とは、他人と共有することが拒否されるか禁じられている、あるいは厳しく管理されている知識(45頁)。知、ですか・・・。知の一長一短を思う。消費とは、個人の社会的価値や自尊心と大きな関係があるものに対する投資(50頁)。2014/02/03

魚京童!

13
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-1493.html2014/03/27

EnJoeToh

9
良いと思います。2013/07/18

cybermiso

6
監視される側がすすんで監視を引き受ける「DIY監視」って凄い概念だけれど、確かにそのような世の中になっているから不思議だ。聖書などの引用や専門用語が多く、難しかったが、身近な話題も多く、雰囲気は掴める気がする。2章の「個性も資源」という言葉には驚いた。今後どうなることやら。2013/12/18

ナカユ〜、

5
リキッド・サーベイランス、流動的な監視、なるほどアマゾンでチェックした商品の追加情報が様々なサイトを覗くたびに現れるのは便利でありすすんでこちらが管理される事に自己の情報の発信源は何処にいようと自分であり、発信する事で監視も楽になるw。パノプティコン的監視の概念は現在普遍的であり恩恵を受ける事にも。 しかし捉えどころの無さと機能的全体主義を危惧しつつそこから抜け出す事への倫理観も楽観的ではあるが、僕らは迎える事ができるのか?。往復書簡ならぬ往復メールでやり取りされた読みやすさ満点の本です。2015/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6781999
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。