内容説明
西欧思想の根底に横たわるユダヤ教の伝承“カバラ”を、基本的な典籍『創造の書』や、また、『聖書』『タルムード』とならんで第三の聖典ともいわれる『ゾハル』によって解き明かし、情念と信仰の象徴体系として、ユング、フロイトにまで受けつがれて、現代精神医学成立の根拠ともなったその内的宇宙を検証。
目次
第1章 カバラの起源
第2章 創造の書
第3章 預言者たち
第4章 光輝の書
第5章 カバリストの系譜
第6章 カバラと現代
著者等紹介
箱崎総一[ハコザキソウイチ]
1928‐88年。専攻は精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。