内容説明
ダ・ヴィンチが守りたかったこと。エジプトをルーツとし、世界宗教の根源とされる「賢者の叡智」。この秘儀を数千年にわたり守り続けた秘密結社こそレクス・デウスであった。拷問と迫害、千年の離散の果て、いま明かされる真実とは―。甦りし歴史は、うそかまことか―ここに、謎が解ける。血塗られた四千年の秘密。
目次
テプ・ツェピ―エジプト・グノーシスの起源
ユダヤ教のエジプト起源
出エジプトからバビロン捕囚まで
バビロン捕囚と神殿の再建
聖書のイスラエル、洗礼者ヨハネ、そしてイエス
義人ヤコブ、聖パウロ、そして神殿の破壊
キリスト教、ラビ的ユダヤ教、レクス・デウスの成立
暗黒時代と抑圧的教会
ヨーロッパにおけるレクス・デウス貴族制の台頭
テンプル騎士団
テンプル騎士団の信仰
虐殺と弾圧
異端審問
テンプル騎士団の終焉
残存者と復活
周知の「捏造」の再認証
ロンバルディアよりの先
ロスリンのセント・クレア家とフリーメイソンリーの設立
二一世紀の霊的覚醒
著者等紹介
ウォレス=マーフィー,ティム[ウォレスマーフィー,ティム][Wallace‐Murphy,Tim]
歴史家・作家。ダブリンのユニヴァーシティー・カレッジで医学を専攻し、精神分析医の資格を取得。世界各国での講演も行っている。『The Mark of Beast』『Rosslyn』『Rex Deus』など、いずれもヨーロッパ諸国で翻訳されたベストセラー
ホプキンス,マリリン[ホプキンス,マリリン][Hopkins,Marilyn]
作家。古代・中世史を専攻。西洋異端思想に関する講演を数多く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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