内容説明
あらゆる様式や手法を自らのものとし、触れるものすべてを価値ある創造に変えた、絶えざる実験的精神の源泉とは?20世紀最大の芸術家の謎に迫る現代美術批評の最前線。
目次
序章 ピカソのための一ペニー
第1章 記号の循環
第2章 ピカソ/剽窃
第3章 三文小説
著者等紹介
松岡新一郎[マツオカシンイチロウ]
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。美術史、表象文化論。現在、立教大学ランゲージ・センター講師。訳書にH・ダミッシュ『スカイライン』、D・シルヴアーマン『アール・ヌーヴォー』、J=H・ミルネール『言語への愛』他多数
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