内容説明
ヨーロッパのもう一つの文化体系「悪魔学」の集大成。悪魔学に関する、名称・動植物・地名など、あらゆる事項を網羅したカタログ事典。習俗・宗教から、心理学・幻想文学など多領域の知見を結集。カラー口絵・図版が駆使されて、見て楽しい造本。日本で初めての本格的な悪魔学の事典。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
5
原著は1988年、邦訳は1992年。買ったのは2003年の25冊…売れてる。読了は2007年以前。悪魔学のために推薦された本で、ピアーズの「辞典」ではなく「事典」。あらゆる(?)悪魔について網羅した、本編だけでも400ページを越える大作且つ労作。過去の俗説への批判もあり、著者の姿勢が窺える。翻訳者はラヴクラフトで知られる大瀧啓祐。挿絵(カラーを含む)も多数あり、創作者にも向いている本。
ALBA
5
『地獄の辞典』に続いて読了。本書は訳者の言う通り「通読するものではない」ので、読み物的な面白さは無し。取り上げられているデーモンは700を数え物量の多さは半端なし。なんせ目次だけで50ページもあります。著者のゲティングスは、あのコティングリィ妖精写真事件を見破った人だそうで、執拗なまでの探究心は本書に遺憾なく発揮されています。オカルト好きなら持ってて損は無い1冊です。2017/04/07
karatte
3
正月実家に遊びに来た甥っ子が「神話関係の話に興味がある」と言って書棚にあったこの本を持って行った。血は争えないなあ……甥も俺みたいに最初の頁から通読するのだろうか?
キャベ
2
資料。
OZMA
2
ちょっと調べものついでにナナメ読み2015/02/27