内容説明
犯罪は、人類の〈病い〉なのか。毒殺・ばらばら殺人から、セックス犯罪まで、人間の〈脳髄〉が考え出した様々な犯罪をリアルに再現し、人間存在の不可解さを鋭くえぐる。犯罪の総カタログ。
目次
1 捜査の科学
2 毒薬の魔力
3 指紋の発見
4 死体の身元割り出し
5 血痕は語る…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gen Kato
1
再読。コリン・ウィルソンによる犯罪科学捜査史。えぐい殺人模様が次から次へと。おもしろいけどいささかげんなりで一気には読めません。2016/11/01
Motonari
1
今回の作者のアプローチは犯罪捜査のカテゴリーごとに殺人の事例を集めて進化をたどっていく手法ですが、毒薬、指紋の発見、死体の特定、血痕、犯人を特定するための人類のたゆまぬ努力に感服します。しかしその凄惨な事例のこれでもか!っていうオンパレードには作者の本質的嗜好が現われているような気がしてなりません。2013/09/24
烟々羅
0
【入手記録】2014-05-13 山村耳鼻咽喉科リユース本