感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やす
5
数学上の重要な未解決問題についての数学者の解説集、座談会など。リーマン予想の解説で有名な黒川さんの発言や文章はなにかひとかけらでも得るものがあるような気がするのだけど、全く難解で何を言っているのか、書いているのか不明な方々もいらっしゃる。分からないことが楽しいと感じることが数学者たる第一の資質のようであるから、まあ、しかたないかな。最後に哲学者が哲学を数学的に公準、定義、定理と進めていくけどこれが一番難解であった。聞いたことがある言葉で良くここまで難解にできるものと感心した。2017/03/26
adhvanya
1
「論文をZFCで書けばいいのに」って話は自分も常々思ってたことだったので思わず失笑。(数学は結局数式に至れば白黒つくのであくまで冗談だが)ZFCまでいかずとも述語理論で書くべきなんじゃないすかね、哲学界隈の論文は。総論だけどもがんばって伝えようとしてる感じがわかる本だった。2016/11/01
takao
0
縦書きの数式はね。2016/11/13