総特集Ω『シン・ゴジラ』とはなにか

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  • サイズ キク判/ページ数 325p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791703180
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C9490

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maimai

7
長く積んであった本。ブルーレイが出たら映画を観直して、それから、と思っていたのだが、ブルーレイをつい最近になってやっと観たので、ようやくこいつにも出番がきたというわけ。高水準の評論集でどれも面白く読んだ。雑誌ではあるけれど、永久保存版だ。素晴らしい編集。2017/09/23

はすのこ

7
大塚英志の批評は必読だ。天皇の不在とシンゴジラの関連性についてメスを入れるあたり、この人の批評は錆びていない。2016/12/24

5
それぞれに個性あふれる評論で面白かった。人間ドラマについての評価は真っ二つというかんじだが、特撮としての画づくり、ゴジラの位置付けの面白さは共通して評価が高い。自分はラストを「(ほぼ)ハッピーエンド」と捉えたけども、ラストのカットだけでなく、あの位置付けのおかげで「その後」が話題になっている(あのような位置付けをされたゴジラがそのまま終わるはずは無い)のは、さすがというべきか。2017/08/04

マト文庫

5
発売当初に入手して読み始めたのに、ちまちまと読み進めて今頃ようやく読み終えた。この手の本をまさか読破するとは思ってもいなかったのだが、もちろん納得できない内容のものや、なんにもわかってないなこの人は、なんてのもあるのだけど、どれもそれなりに面白かったので、無理やり読んだ感はない。それよりも、この人の頭の中はどうなってるんだ!とか、解釈に屈服させられるようなものとか、とにかく、いいものを読んだという感想。読後の達成感も大きいし、よかった。ちなみに雑誌は登録しない方針だけど、これは例外でもいいでしょ⁉︎2017/04/30

ぷほは

5
こういう特集で以前は真っ先に名を連ねたはずの社会学者が見当たらないということに関する感想もあるが、それよりもまず大塚英志の文章を久しぶりに読んだ。これだけ語られすぎている対象にこれ以上言うことがあるのか、と考えてしまう人こそ読むべきなが「批評」なのだ、ということを体現している文章で、いつもの罵り節は変わっていなかったが、それはそれで批評家としてまっとうな文章ではないか、とも思えた。凡庸な議論を切り捨て、他の批評家を見下し、批評の外部から参照した言及をその内部へと取り込むその手つき。まだまだこの人は現役だ。2016/12/01

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