ユリイカ詩と批評<br> 腐女子マンガ大系

ユリイカ詩と批評
腐女子マンガ大系

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 205p
  • 商品コード 9784791701636
  • Cコード C9490

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッコリ

11
一冊まるごと腐女子特集。三浦しをんさんと金田淳子さんの対談、腐女子たちのバイブル50が面白かった。読むべき作品はまだまだたくさんあるな!2013/02/12

ひるお

2
『ユリイカ』初の腐女子/(広義の)BL特集。2007年刊ということで、掲載されている文章の中には今や的外れになってしまっている(もしくは筆者の視点のズレ・甘さが露呈している)ものもあるが、当時今後の課題として宙吊りにされた問題が今では研究の進展によってある程度答えを得ているようなケースもあって面白い。巻末の(広義の)BL史・作家紹介が(異様なまでに)充実しており、勉強になるとともに好みの作家も見つかる。個人的には野火ノビタ・九州男児両氏のインタビューとヤマダトモコによるやおい・BL前史が良かった。2018/06/03

午後

1
おもしろい。2018/08/21

maori

1
もうちょっと冷静で論理的な視点が欲しい。BLというジャンル・・・というより手段が、なぜ/どこが萌えるのか、は結構どうでもよいんだよ。「何故萌えが必要とされるのか」が焦点にされるべきだよな。そう考えると、「女に付きまとうリスクを回避したポルノ」という側面は絶対に否定できないし、そしてその事実を無意識的に否定したくなる不快で恥ずかしく苦しい衝動が、このジャンル(手段)が一定数評価される根源の一つなのかと、長年の腐女子な自分は考えているわけで。

penguin

1
本棚。久しぶりに気になったので再読。 当事者でない上野千鶴子、香山リカらの分析については、近いようで遠い気がしなくもないです(去勢された云々、社会的に抑圧云々等)。とは言え、自身の専門分野から「腐女子」を誠実に分析してる姿勢は非常に好感を抱きます。 反対に、当事者達からの言葉は分析としては甘いかもしれませんが、生々しくて共感する箇所が多々ありました。こういう特集が「ユリイカ」で出されたのは、納得。また、腐女子文化が一枚岩でないのが大変よく分かる一冊でもあるかもです。2011/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/512400
  • ご注意事項