内容説明
明治以降の日本における公害問題・環境問題の通史的な把握をめざしつつ、代表的な事件を考究し、問題が日本の国家の制度や社会のシステム、人間の意識、学問のあり方などに与えた多様な影響を注視する。画期的な座右の史書である。
目次
第1部 通史―日本の近現代史と公害問題・環境問題の推移(戦前;戦後から高度経済成長期;地球環境問題の時代)
第2部 被害の実例に見る公害問題・環境問題の展開(戦前;戦後;現代の諸問題)
第3部 公害問題が問いかけているもの(制度・システム;人間・意識;学問・技術)
第4部 年表および参考文献
著者等紹介
小田康徳[オダヤスノリ]
大阪電気通信大学工学部人間科学研究センター教授、財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)付属西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)館長、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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