ミクロ人類学の実践―エイジェンシー/ネットワーク/身体

個数:
  • ポイントキャンペーン

ミクロ人類学の実践―エイジェンシー/ネットワーク/身体

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 466p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784790712251
  • NDC分類 389
  • Cコード C3039

内容説明

人類学はフィールドワークという実践のなにを継承すべきか。鳥瞰図が与える全能感を拒否し、権力が作用する場としての日常生活に注目する。虫瞰図にこだわるミクロ人類学の画期的論集。

目次

ミクロ人類学の課題
第1部 ミクロ人類学の地平(頭痛治しは蝋燭を灯して―東インドネシア・フローレス島における身体と世界;喪失の経験、境界の語り―グイ・ブッシュマンの死と邪術の言説 ほか)
第2部 語る女たちのエイジェンシー(越境する個人―北タイ山地と都市のはざまにおけるカレン女性の語り;神話と土地をめぐる地域の語りとその変化―オーストラリア・ヨルング女性と先住権原 ほか)
第3部 エイジェンシーのネットワーク(個的経験の共同性・単独性・歴史性―東インド・オリッサにおける初潮儀礼をめぐって;網子たちの実践と社会変化―スリランカ・タミル漁村の地曳網漁をめぐって ほか)
第4部 ミクロ人類学の針路(セルフの人類学に向けて―遍在する個人性の可能性;「あなたのクラン名はなんですか?」―変容するアニュワ社会における出自集団 ほか)

著者等紹介

田中雅一[タナカマサカズ]
1955年生まれ。ロンドン大学LSE(ロンドン経済政治学院)博士課程修了。PhD。京都大学人文科学研究所教授。専攻、人類誌

松田素二[マツダモトジ]
1955年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。京都大学文学研究科教員。専攻、社会人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kassie

0
勉強会のために。エイジェンシーの概念がいまいち理解できなかったのでこの本を手に取ったが、まだ学術的にきっちりと確立されていないようで、やはりまだしっくりとこない。自分の研究に活かせるのか、活かせないのか。批判しようにもまだ飲みこめない。じっくり取り組むべきか。2011/07/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/76076
  • ご注意事項