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集合住宅デモクラシー―新たなコミュニティ・ガバナンスのかたち

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790711391
  • NDC分類 318
  • Cコード C3331

内容説明

セキュリティの問題やアメリカの事例に言及しつつ、集合住宅における住民自治組織が「私的政府」として政治的権能を振るうことにより、わが国における未達のデモクラシーが成就されうる可能性を呈示する。

目次

序章 デモクラシーの模索
第1章 私的政府によるプライベートピア
第2章 プライベートピアの課題
第3章 「制限」による政治
第4章 保安の探求
第5章 もう一つの集合住宅
第6章 コミュニティからガバナンスへ
第7章 集合住宅と「公共性」
結語 集合住宅からデモクラシーを考える

著者等紹介

竹井隆人[タケイタカヒト]
政治学者。博士(学術)。(株)都市ガバナンス研究所代表。立命館大学政策科学部非常勤講師。1968年京都市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修了。長らく政府機関にて〈まちづくり〉に関わり、いまは〈まちづくり〉シンクタンクを経営し、京都を中心に活動中。「政治」の原点は〈まち〉にあるとする論評、著作多数。単著に『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』『集合住宅と日本人』(ともに、平凡社)など。共著に『排除と包摂の政治学』(木鐸社)など。訳書にベンジャミン・R・バーバー『消費が社会を滅ぼす?!』(吉田書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

8
「60年代、アメリカの都市は急増する移民とともに、過密、犯罪、貧困、麻薬などの問題や住環境の悪化に見舞われるようになった。折しも、黒人公民権運動、ベトナム反戦運動により、社会秩序が不安定になりはじめたこともあって、増大する暴力犯罪に苛まれる都市から、白人たちは大挙して離脱して郊外に移住していった。こうして郊外に多くのプライベートピアが誕生した」「プライベートピアの特徴は、就業機会を創出し、自給生活のための食料生産の場となる農耕地による田園とではなく、単なるアメニティとしての緑や公園と結合してしまった点」2018/05/19

ja^2

0
これは面白かった。民主主義の原点として色んな示唆に富む2010/02/03

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