• ポイントキャンペーン

Sekaishiso seminar
プライベートピア―集合住宅による私的政府の誕生

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790709725
  • NDC分類 318.953
  • Cコード C3331

内容説明

アメリカの都市政策・地方自治の歴史をたどり、集合住宅を基点に、政治における住民参加・地方分権を考える。わが国の都市再生やまちづくりに有為な示唆を与える貴重な研究。1995年度アメリカ政治学会賞受賞作。

目次

第1章 田園都市からプライベートピアへ
第2章 制限約款とコモンを有する住宅地(CID)の出現
第3章 排他的独占性から排除へ―郊外住宅ブームにおける住宅所有者組合(HOA)
第4章 プライベートピアの拡大―土地経済学とエベネザー・ハワードの遺産
第5章 コミュニティ組合研究機構(CAI)―住民による私的政府の保護と育成
第6章 私的政府としての住宅所有者組合(HOA)
第7章 CID私的政府とカリフォルニア州法
第8章 結論―プライベートピアと都市の考察

著者等紹介

マッケンジー,エヴァン[マッケンジー,エヴァン] [McKenzie,Evan]
1951年メーン州生まれ。72年カリフォルニア州立大学(CSU)ロサンゼルス校政治学科卒業、75年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ロースクール卒業(J.D.)。81年より約10年間カリフォルニア州サンディエゴにて弁護士として、複数の住宅所有組合(HOA)の顧問を務める。89年南カリフォルニア大学政治学博士(Ph.D.)、91年よりイリノイ大学シカゴ校政治学科助教授となり、現在準教授。専門は、都市における政治・法律・公共政策。1995年、それまで培ったHOA、CIDに対する実務・研究を集積した『プライベートピア』は、アメリカ政治学会賞受賞。現在、妻と3人の子どもとともにイリノイ州オークパークに在住

竹井隆人[タケイタカヒト]
政治学者。博士(学術)。(株)都市ガバナンス研究所代表。立命館大学政策科学部非常勤講師。1968年京都市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修了。長らく政府機関にて〈まちづくり〉に関わり、いまは〈まちづくり〉シンクタンクを経営し、京都を中心に活動中。「政治」の原点は〈まち〉にあるとする論評、著作多数。単著に『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』『集合住宅と日本人』(ともに、平凡社)など。共著に『排除と包摂の政治学』(木鐸社)など。訳書にベンジャミン・R・バーバー『消費が社会を滅ぼす?!』(吉田書店)など

梶浦恒男[カジウラツネオ]
現在、平安女学院大学生活環境学部教授。1938年大阪市生まれ。1964年東北大学工学部建築学科卒業、67年京都大学大学院工学研究科(建築学専攻)修了(工学博士)、88年大阪市立大学生活科学部教授、2002年より現職。大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ja^2

0
やはり翻訳本は読みにくいが大いに参考になった2010/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/283803
  • ご注意事項