コミュニケーション・メディア―分離と結合の力学

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790709008
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3036

内容説明

人々は、社会的コミュニケーションによって結びつくだけでなく、同時に分離してもいる。そのダイナミクスをメディア論的に解明したユニークな論考集。

目次

第1章 市場経済の発展と危機―メディアとしての貨幣
第2章 パーソナル・メディア、マス・メディア、電子メディア
第3章 真理・規範・権力・影響力
第4章 強制的権力と生成的権力
第5章 原初的コミュニケーションによる自己組織化

著者等紹介

正村俊之[マサムラトシユキ]
1953年東京生まれ。1983年東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、東北大学大学院文学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tolucky1962

11
広い意味でコミュニケーションを捉えている。コミュニケーションは情報を伝達することで送受を結合というのが普通だが、これにより分離させるものとしても見ている。人は生まれながらに身体は分離しているが、意識としては結合したところから始まり、コミュニケーションで分離していく。その後結合と分離を繰り返す。 また、貨幣・権力・愛もメディアとしてとしている。また、『真理・規範』や『権力・影響力』もメディアも人々を結合させたり、分離させたりするという。 十分理解して読み切るのは難しい。 2017/04/12

じょに

0
4章ナイス。2009/06/27

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