内容説明
サブカルチャーは必要か?“なくてもよい”という「サブカルチャー的余裕」の条件を「サブカルチャーのサブカルチャー」のフィールドワークを通して読み解く社会学的想像力。「バリアフリーなサブカルチャー」を探求する文化装置論の試行。
目次
1 サブカルチャーという文化装置(問題としてのサブカルチャー)
2 サブカルチャーのサブカルチャー(地域文化としてのサブカルチャー―「文化シーン」の多様化という観点から;インディペンデント・シーン;アンダーグラウンド・シーン;地方の地方)
3 サブカルチャーという知のスタイル(「大衆化」と「サブカルチャー」;「とらわれない知」から「サブカルチャー的な知」へ;マニュアル人間のゲームとドラマ)