ビレン 色彩学の謎を解く―人類の福祉向上のための色彩心理学と色彩療法

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784790602156
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0070

内容説明

本書は世界で最も有名な色彩学の権威の一人による重要な著作である。色彩の歴史的文献から近代科学の成果にいたる事実と推論から、じつに魅力的な省察によって生命現象への色彩の影響力を提示している。ビレンは色彩反応を、生物学、視覚論、情緒論、美学、そして心理学という多彩な観点から探究しつづけている。かれは古代の色彩象徴主義から説きはじめ、今日的環境への色彩の応用技術までをわかりやすく語っている。

目次

第1章 色彩の歴史的背景
第2章 色彩の生理的反応
第3章 色彩の視覚的反応
第4章 色彩の情緒的反応
第5章 色彩の美学的反応
第6章 色彩の心理的反応
第7章 肉体の色彩療法
第8章 精神安定の色彩療法
第9章 個人的な色彩嗜好

著者等紹介

ビレン,フェイバー[ビレン,フェイバー][Birren,Faber]
1900~1988。われわれの時代に最も広く読まれている色彩の権威者である。色彩の科学的、歴史的、芸術的な分野のエキスパートとして、色彩と人間の反応の研究に過去30年間を捧げてきた。多くの大企業や政府機関のコンサルタント活動を行い、国内はもとより海外でも多くの講演会を実施してきた

佐藤邦夫[サトウクニオ]
1932年宮城県仙台市生まれ。1957年東京芸術大学美術学部芸術学科卒、芸術学士。日本色彩研究所付属(株)日本色彩社デザイン課主任。1966年日本カラー・デザイン研究所取締役計画部長。「カラー・イメージ・スケール」の研究開発と国際色彩学会米国大会で英語発表。1983年感性マーケティング研究所を主宰、代表取締役所長。1965年~1990年武蔵野美術大学デザイン科、桑沢デザイン研究所色彩学講師。1990年~1991年建設省シビック・デザイン研究導入委員。現在、感性マーケティング研究所所長、公共の色彩を考える会常任委員。1996年『色彩・形態・材質のテイスト・スケール』の特許権を共同取得
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