内容説明
『たまごにいちゃん』の続編!勇ましく成長したたまごにいちゃんは弟たちのあこがれ。だけどある日たまごのころが懐かしくなってしまって…。繊細で複雑な子どもの心を、ユーモラスに描きます。
著者等紹介
あきやまただし[アキヤマタダシ]
東京生まれ。東京芸術大学デザイン科卒業。『はやくねてよ』(岩崎書店)で1995年日本絵本大賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
24
図書館で借りて読了。2022/04/07
杏子
24
1年生に読み聞かせ。知ってる!とか、保育園にあった!とかの声がちらほら。たまごから出て来て、だんだん自分でできることが増えていく。ちょうどぴったりな内容でした。2016/05/02
shiho♪
23
1年生の読み聞かせに。保育園・幼稚園でも人気のたまごにいちゃんシリーズから。 たまごの殻にいた、たまごにいちゃん。このお話では成長して立派なニワトリのお兄ちゃんです。 でもたまごの殻にいた時のようにお母さんに甘えたい時もあるよね…。 そんなたまごにいちゃんをお友達があの手この手で支えてくれます。 立派な1年生になったけど、まだまだ揺れ動く気持ちが重なるかなぁと選書しました。読んでくれた先生からも、頑張ろうという気持ちにさせてくれる良い絵本ですね。子どもたちもじっくり聞いてくれました、と感想頂きました。2022/04/21
tera。
22
たまごの殻から卒業した「たまごにいちゃん」。弟たちのお手本となるべく、今日も礼儀正しく元気に家を出るのですが・・。友達も出来て弟たちの尊敬と憧れを一身に集めるのは嬉しいけど、やっぱりたまごだった時の事が忘れられないって気持ちもよく判る。そんな寂しい気持ちを打ち明ける事が出来る友達がいて、それを皆が自分の事のように本気で考えてくれるなんて、とても幸せな事なんだよね。おしりに付いている殻がキュートでお気に入り。2014/03/16
鈴
16
お兄ちゃんは大変だね、そりゃたまごに戻りたくもなるだろう。でも一人っ子の私には、それでも兄弟って羨ましく憧れのもの。2012/02/10