内容説明
アナログ回路を理解するには、回路の概念を理解し、回路動作を定性的に理解することが必要です。定性的な理解ができたら、次は、式を立てて定量的に理解します。本書では、アナログ回路の基礎を先ず概念的に説明し、実験によって理解していきます。
目次
第1部 基礎知識編―OPアンプの基礎知識(プロローグ―OPアンプ活用法をマスタするために;OPアンプのあらまし―実用的なアナログ回路設計の第1歩;OPアンプの基礎知識―使うまえに知っておきたい常識 ほか)
第2部 使い方編―OPアンプの性能を100%引き出すテクニック(ダイナミック・レンジを確保する―電源電圧を有効に使って;負帰還をかけて使う―安定な動作特性を得るために;出力オフセット電圧の低減―負帰還では改善できない直流誤差の処理 ほか)
第3部 応用回路編(差動増幅回路の設計―ノイズの海の中から信号を救い出す;定電流回路と基準電圧回路―正確な電流と電圧を作るこつ;電圧‐電流変換回路―電圧と電流は相互に変換できる ほか)