内容説明
初版から8年たち、HDL自体は変化しなくても、まわりの設計環境はずいぶん変わったものになってきました。本書もそれに合わせて改訂版を出すことになりました。前書ではシミュレーション記述に対する説明が少なかったのですが、今回はいきなりシミュレーション記述を始める方が困らないように、詳しく解説を加えました。
目次
第1章 VHDL基本構文
第2章 プロセス文
第3章 カウンタの記述とシミュレーション
第4章 データ・タイプとパッケージ
第5章 サブプログラム
第6章 VHDLによる回路設計
第7章 VHDLによるシミュレーション記述
第8章 RTL記述の注意点と高度な文法
著者等紹介
長谷川裕恭[ハセガワヒロヤス]
1961年北海道札幌生まれ。1984年上智大学理工学部物理学科卒。同年キャノン株式会社半導体開発部第二開発室に勤務。フルカスタムIC開発に従事。1986年エスシーハイテクセンター株式会社に勤務。1988年よりVerilog HDL、VHDLによるロジック回路設計に従事。日本で最初にVHDLによるICを開発。1992年社名を日本シノプシス株式会社に改名、メソドロジー課兼NCS課課長としてロジック回路設計のコンサルティング・ビジネスに従事。1996年株式会社エッチ・ディー・ラボを設立。現在、ロジック回路設計の第一人者として、コンサルティング、執筆活動中
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感想・レビュー
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Kouichi Ume
2
CQ出版のC&Eチュートリアルからでている、初版のほうを読みました。動画のFPGA開発のコースを受けてサンプルがVHDLだったので、サンプルや解答をつくるため、あらためて勉強しました。 VHDL Primerやコードなどほかの本もチラ見してみたのですが、初心者の僕にとってはちょうどよい内容でした。 ハードウェア設計と併せてVHDLを学ぶというイメージが大きかったです。VHDLを学ぶ第一歩に向いているかもしれないです。2023/09/09
オザマチ
2
流し読み。ディジタル回路の基礎知識が必須。2013/03/22