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Design wave books
HDLによる高性能ディジタル回路設計―ソフトウェア感覚を離れてハードウェアを意識する

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  • サイズ B5判/ページ数 191p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784789833950
  • NDC分類 549.7
  • Cコード C3055

内容説明

本書では、まずソフトウェア的に考えた処理を回路化する手順を示し、さらに回路を最適化するさまざまな方法について解説する。

目次

第1章 ディジタル回路設計の全体的な流れ―HDLによる設計の概要と本書の構成
第2章 単独モジュールのRTL設計法―CRC計算回路と簡易CPUを例にして
第3章 VHDLによるRTL記述法と回路との対応づけ―RTL記述の注意点と回路との対応
第4章 モジュールのインターフェース設計法―データをやりとりするための方法
第5章 インターフェース部に誤動作防止の工夫を加える―ハザード、セットアップ/ホールド・タイム違反、クリティカル・レースへの対策
第6章 回路性能は何によって決まるか―動作速度と回路規模と消費電力に関する考察
第7章 処理をハードウェア向けに直して回路性能を向上させる―クロック数の削減やパイプライン化による高速化の手法
第8章 回路のブロック図上で性能を向上させる―回路規模の縮小、動作周波数の向上、消費電力の低減に向けて
第9章 個々の部品の最適化―ゲート・レベルで最適化する方法
第10章 ワンチップ・マイコンを作る―PIC16F87相当の機能と仕様を実現する
Appendix(FPGA用無償EDAツールの入手方法―ツールを触って回路設計を覚えよう;HDL対照表―代表的なHDLの記述法を比較する)

著者等紹介

森岡澄夫[モリオカスミオ]
1968年名古屋市生まれ。1992年大阪大学基礎工学部情報工学科卒。1990年~1994年(株)OUKにてアルバイトながらも厳しく回路設計修行。1994年~1997年日本学術振興会特別研究員。1997年大阪大学大学院修了。工学博士。専攻はフォーマル・ベリフィケーション。1997年4月日本電信電話(株)システムエレクトロニクス研究所。1997年7月同社ネットワークサービスシステム研究所。1997年10月日本IBM(株)東京基礎研究所。現在に至る
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