内容説明
本書はVerilog HDLのRTL(レジスタ・トランスファ・レベル)合成への実用的かつ有用なガイドです。論理合成可能なVerilog HDL記述例を数多く紹介します。論理合成のためにサポートされているVerilog HDL言語構文の詳細について説明します。さらに、ハードウェア構成要素をモデリングするために、論理合成可能な言語構文を集めてきて、利用例を示します。設計モデルとネットリストと間の機能ミスマッチについて、それが発生する原因を詳細に説明し、ミスマッチをどのようにして回避するか回避方法を推奨します。
目次
第1章 基礎
第2章 ゲートへのVerilog HDL構文
第3章 モデリング例
第4章 モデル最適化
第5章 検証
著者等紹介
Bhasker,Jayaram[Bhasker,Jayaram]
Distinguished Member of Technical Staff,Bell Labs,Lucent Technologies.IEEE PAR 1364.1 Verilog合成インターオペラビリティ・ワーキング・グループの議長として、RTL合成のためのVerilogサブセットの標準化を推進。Bell LabsのArch Syn合成システム開発のメイン・アーキテクト。現在は、Cadence Design Systems社のシニア・アーキテクト。AT&T/Lucentの設計者にVerilog HDLとそのHDL合成について、教育を行う。またベストセラー『A Verilog HDL Primer』などVerilog HDL、VHDLに関して多数の本の著者でもある
佐々木尚[ササキヒサシ]
東芝セミコンダクター社でCADサポートに従事。IEEE PAR 1076.1 VHDL-AMS(analog and mixed-signal extention)の言語設計に参加し、その形式的意味論で貢献。現在、IC開発のプロジェクト管理に興味をもつ
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