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内容説明
ある日、わが家の愛犬イリスに生まれた、ワイヤヘアード・テリアの白い小犬。ふわふわのちっちゃな毛玉にすぎなかったきみはダーシェンカと名づけられ、いつしか世界一のおてんば娘に成長。お客さまの靴をかじったり大事な花壇を壊したり、ありとあらゆるいたずらに翻弄されながら日々は過ぎていった。けれど、ついに別れの日はやってきて―。チェコの国民的作家カレル・チャペックがどこまでもやさしい視線とキュートなイラスト、貴重なアルバムで綴る、愛犬ノートの決定版。
著者等紹介
チャペック,カレル[チャペック,カレル][Capek,Karel]
1890‐1938。東ボヘミア(現在のチェコ)北部の小さな町に生まれる。チェコの国民的作家として小説・戯曲・エッセイ、童話などを執筆、その作品は世界各国語に翻訳され、今も多くの人々に親しまれている。代表作は『山椒魚戦争』、“ロボット”という言葉を生んだ戯曲『R.U.R.』など。晩年は迫りくるファシズムに新聞コラムで抵抗を続けたが、ナチスのプラハ進駐の前年、48歳にして病没
伴田良輔[ハンダリョウスケ]
1954年京都生まれ。作家、版画家、写真家、翻訳家などの多彩な顔を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。